干支凧づくりに夢中

室蘭市民俗資料館で体験学習

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笹山代表(左)の助言を受けながらたこ作りに挑戦する小学生

 室蘭市民俗資料館(陣屋町)のとんてん館寺子屋教室「干支凧(えとたこ)づくり体験学習会」が23日、同館で開かれた。参加した10組15人の親子らが来年の干支「亥(いのしし)」の絵柄の伝統ある和だこ作りに挑戦した。

 講師は室蘭・礼文凧保存愛好会の笹山惠弘代表(71)=市内白鳥台。縦45センチ、横30センチの和紙、長さの異なる5本の竹ひご、たこ糸を使用した。和紙は笹山代表が1枚ずつ墨で手描きした「亥」の字や干支の絵柄が力強い雰囲気を醸し出す。

 参加者は裏面に骨組みとなる竹ひごを丁寧に貼り付けた後、下絵に赤や茶などの水性染料で色付け。子どもも大人もすっかり夢中で真剣な表情で取り組んだ。最後に笹山代表が匠(たくみ)の技で糸を取り付けて完成した。

 新年にふさわしい華やかな出来栄え。初参加した白蘭小学校3年の原あかりさんは「竹ひごを貼り付けたり、色塗りが楽しかった。上手にできた。外で揚げたい」と笑みを浮かべていた。(成田真梨子)