全日本バレー高校選手権県大会 男子・大村工9連覇 女子は九文が2年ぶりの優勝

 バレーボールの第71回全日本高校選手権県大会最終日は24日、大村市のシーハットおおむらで行われ、男子は大村工が9年連続16度目、女子は九州文化学園が2年ぶり31度目の優勝を飾った。
 男子決勝の大村工-佐世保南は第1セット、佐世保南がMB竹村のブロック、WS福野の強打などで18-15までリードしたが、ここから大村工が5点連取して逆転。25-21で奪った。その後も大村工は安定した守備からOP松下の時間差、MB浅川、金子の速攻などで得点を重ね、第2セットを25-20、第3セットを25-16で快勝した。
 女子決勝の九州文化学園-創成館は、九州文化学園が第1セットを25-21で先取。第2セットは創成館がセッター栗原の巧みなトスワークから、MB川添、柳迫の速攻、WS高見の強打などが決まり、25-20で取り返した。第3、4セットは九州文化学園がMB本山、OP山田、WS桑岡らの活躍で、25-18、25-19で連取した。

【男子決勝、大村工―佐世保南】第1セット、大村工のOP松下がスパイクを決めて4点目=シーハットおおむら
【女子決勝、九州文化学園―創成館】第4セット、九州文化学園のWS桑岡(右)、MB本山がブロックに跳ぶ=シーハットおおむら

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