シリア北部でガス弾か

百人超被害と国営メディア

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24日、シリア・アレッポで病院のストレッチャーに横たわった女性(シリア国営通信提供・ロイター=共同)

 【ベイルート共同】シリアの国営通信によると、北部アレッポに24日夜、ガス弾が撃ち込まれ、市民107人が呼吸困難の症状で治療を受けた。「テロ組織の犯行」で塩素ガスが使用された可能性が高いとしている。

 反体制派に近いシリア人権監視団(英国)も、アレッポ西部に砲弾が撃ち込まれ、94人が呼吸困難の症状を示したと発表した。攻撃勢力は特定していない。

 ロシア国防省は25日の声明で「アレッポを化学兵器で攻撃した勢力に空爆を加え、全滅させた」と発表した。

 アレッポに近い北西部イドリブ県などでは10月以降、ロシアとトルコの合意で非武装地帯(DMZ)設置の試みが続いている。