女子選手 どう競技と向き合う? 大村監督らアドバイス

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 陸上の女性アスリート向け練習会「長崎スターレディースキャンプ」が23日、諫早市の県立総合運動公園補助競技場で開かれ、日体大女子短距離の大村邦英監督(68)と3年生の広沢真愛選手(21)が、トレーニング方法や心身の課題との向き合い方について中高生や地元指導者ら約150人にアドバイスした。

 大村監督は南高加津佐町(現南島原市)生まれ。米国でトレーニング理論を学んで独自の練習法を編み出し、東京高の監督としてインターハイで2011年に男子、12年に女子を総合優勝に導いた。16年に日体大監督に就任。教え子の広沢選手は今年9月の日本学生対校選手権で短距離4冠を獲得した。

 練習会では、メディシンボールやミニハードルを使いながら、体を自由に動かすためのこつを指導。「何となくこなすのではなく、一本一本意識を持って」などと熱の入った指示をしていた。

 大村監督は「女子選手の指導は、一緒に喜んだり、涙を流したりと心のよりどころをきちんとつくってあげることを特に心掛けている。指導者が本気になることは欠かせない」、広沢選手は「体重管理は絶対で、足りていない栄養素をしっかり取る必要もある」と競技との向き合い方を語った。

 諫早中2年の山本佳弥さん(13)は「初めてやった練習がいっぱいあった。参考にして、来年は100メートルでどんどん自己ベストを出したい」と刺激を受けた様子だった。

女子選手を指導する大村監督(右から2人目)と広沢選手(左から3人目)=県立総合運動公園補助競技場