現職松平氏が出馬表明 次期衆院選 長崎2区、立民から

 立憲民主党衆院議員(比例北陸信越)の松平浩一氏(44)=1期目=は25日、県庁で会見を開き、次期衆院選長崎2区に同党から立候補する意向を表明した。
 松平氏は金沢市出身で上智大卒。2005~17年、外資系法律事務所で弁護士として勤務し、ベンチャーキャピタルで創業支援などを手掛けた。17年10月、衆院選比例北陸信越ブロックで立民から立候補し、初当選した。江戸時代に島原藩を治めた深溝(ふこうず)松平家の遠縁に当たるという。
 会見で松平氏は「ルーツが島原にあり親近感を感じる。2区は農業など1次産業や観光産業で可能性のある地域。企業再生や創業支援に取り組んできた経験を生かして地域の雇用創出に取り組みたい」と訴えた。
 次期衆院選を巡っては、長崎2区で立候補を表明したのは松平氏が初めて。立民は長崎3区で、県連代表の山田勝彦氏(39)も公認候補に内定している。

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