初心者から玄人もハマる個性派といえばこれ!「進化型ワンポールテント」おすすめ8選 秋冬キャンプこそ、「進化型ワンポールテント」に注目!ポールが1本のシンプル構造だから1人でもカンタンに設営できて便利なワンポールテント。けれどワンポールテントのデメリットが引っかかってなかなかトライできないでいるあなた!「進化型ワンポールテント」ならその悩み、解消してくれますよ。

進化型ワンポールに注目!

近年珍しい存在ではなくなってきたワンポールテント。1人でも手軽に設営できて、ポールが少ない分収納サイズも小さいなどのメリットが人気の理由ですよね。

そんなワンポールテントに「進化型」があるのをご存知ですか?

今回はワンポールテントのメリットはそのままに、デメリットを克服した「進化型ワンポールテント」について。おすすめアイテムと合わせてご紹介します!

ワンポールからの進化って?

では「進化型ワンポールテント」って一体どういうテントがカテゴライズされるのでしょうか? まずは一般的なワンポールテントの特徴からみていきましょう!

普通のワンポールは設営が楽だけど……

ノーマルなワンポールテントの最大の特徴は、複雑なフレームがなく1本のポールを立ち上げるだけでテントが設営できる点。

先にテントの裾をペグ打ちしておき中心のポールを立ち上げるだけなので、1人でも短時間で設営が可能なのが大きな魅力ですね。

続いてノーマルなワンポールテントのデメリットについて。まずは、中心が高い三角形状のため、裾に近づくほどどんどんサイドが低くて狭くなりデッドスペースができやすい点があります。

そして前室が無いタイプが多いため、靴など雨に濡れたら困るけど室内に置きたくないモノの置き場がないというのもデメリットの1つです。

デッドスペースを少なくしたのが進化型!

そんなワンポールテントの特徴とデメリットを踏まえた上で、「進化型ワンポールテント」とは一体どんなテントなのでしょうか。

それは、裾に近くほど狭くなってしまう三角形状のワンポールテントに、ポールを追加することでデッドスペースを無くし飛躍的に使いやすさが向上したテントなんです!

また進化型ワンポールテントにもいくつかのタイプがあり、ワンポール型+ドーム型のようなタイプから、入り口部分に大きな屋根がついたタイプまでさまざま。

どれもワンポールテントのデメリットを克服し広く使いやすく、まさに「進化型」と言えるテントたちなんです!

ベースがワンポールテントなので上部にベンチレーションがあり、インナーテントとセットで使うタイプが多い進化型ワンポールテント。外気が遮断されず自然と換気ができるのでストーブをセットできるタイプも。

雨天時でなくても、寒い季節の朝は、霜で濡らしたくない靴などを前室に入れておけるなど、季節的には特に冬にオススメしたいテントなんです。

「ワンポール × ドーム」これが進化型ワンポール!

北欧の洗練デザイン&カラー!ベルガンス「ウィグロ」

それでは早速「進化型ワンポールテント」を実際にご紹介していきましょう! まずは大自然に映える赤がカッコイイ「ベルガンス ウィグロ」から。

北欧メーカーならではのデザイン性の高さはもちろん、4シーズン使用可能なスペックの高さが魅力です。テントは耐水圧3,000mm、インナーテントの床底耐水圧5,000mmと突然のゲリラ豪雨にも余裕のスペック。

真ん中にポールを立ち上げるワンポールテントの両側面にポールを加え、ドーム型の居住性能をプラス。広い前室や快適な居住空間を確保した形状に。

また、ボトムに装備されたスカートが冷気を遮断し、天井には3ヶ所のベンチレーションを装備。そしてなんと天井部分から煙突を出して薪ストーブの使用が可能! 真冬キャンプを満喫できる最強テントです。

安定の品質!老舗のogawa「トレス」

次にご紹介するのはこちら、安定のクオリティを誇る老舗アウトドアブランド「ogawa」の「トレス」。ウィグロと同じく3アーチポールを追加してドーム型のメリットが加わったタイプ。

ワンポールテントの立ち上がりのデッドスペースが解消され、広々とした室内空間を実現しています。

また、3アーチポールにより出入り口が3ヶ所あるため荷物を置いてもスムーズな出入りが可能。耐水圧も1,800mmと十分な機能を備え、頂上部のベンチレーションにはメッシュ生地を採用し通気性も確保。

オプションのインナーテントはハーフタイプとフルタイプが選べ、シーンに合わせて多彩なレイアウトアレンジが可能なところも大きなポイントです。

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多人数でのグルキャンならこれ!スノーピーク「スピアヘッド」

進化型ワンポールテントの中でも大型で、グルキャンなど大人数でワイワイ快適に楽しみたいならこちら。「スノーピーク スピアヘッド」。

全周にフレームを配置することで大型ドームタイプテントのような広大な居住空間を実現、大人数でも圧迫感なく過ごせます。

ドッキング機能がついているので2張・3張とテントをどんどん合体させていくことができます。まさにグルキャンにピッタリのテントです!

下部から新鮮な空気を取り入れて上部のベンチレーションから逃し、常に室内のフレッシュな環境をキープするワンポールテントの機能性ももちろん健在。

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もはや2ルーム型ティピー!コールマン「クレスト」

続いてご紹介する「コールマン クレスト」はこれまでのワンポール+ドームタイプとは少し違って、前後のフロント&リアポールで更に広い空間を確保、なんと、ツールームテントとしても使用が可能!

4シーズン使用できるのはもちろん、前後の大型メッシュスクリーンで夏も涼しく過ごせるスグレモノ。

また、吊り下げ式で設置が簡単なインナーテントは結露しにくいコットン混紡素材を採用。外気との温度差が激しく結露しやすい秋冬キャンプでも、テント内がビッショリなんてこともなく快適な朝を迎えられます。

<スペック>
●使用サイズ:(最大値)約W380×D550×H250cm(図面より)
●インナーサイズ:約W330xD210xH195cm
●収納時サイズ:約φ28×72cm
●人数:4〜5人用
●重量:約14kg

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入り口が広い3つの進化型ワンポールテント

ここまででは進化型ワンポールテントの中でもワンポール型×ドーム型タイプのテントをご紹介してきましたが、続いてはワンポール型で入り口が広いタイプをご紹介します。

グラマラスな雰囲気!ロゴス「グランベーシック ティピー」

グラマラスでラグジュアリーな雰囲気漂うこちらは「ロゴス グランベーシック」。基本的なティピーの入り口付近にポールを追加して大型の前室をプラス。雨天時でも快適な出入りを実現しました。

大人8人が余裕で寝られるスペースを確保した大型。また、前後にある出入り口は共にキャノピー可能なので、インナーテントを外して大型タープとして使用する際にも便利です。

コスパ最強!ノースイーグル 「ビッグフロントワンポール」

コスパに優れたラインナップを誇るのが、ノースイーグル。「ノースイーグル ビッグフロントワンポール420」もAmazonや楽天で約3万円ほどで、初めてワンポールテントにトライする人にもオススメの価格。

フライの耐水圧は1,500mm、フロアの耐水圧3,000mmとよほどの大雨でない限りは浸水の心配のないスペックです。

10人サイズの超ど級!ローベンス「カイオワ」

大型のポーチとサイドウィンドウが特徴的な「ローベンス カイオワ」。ローベンスのテントの中でも1,2を争う人気のテントです。天井部には煙突ポート(16cmφ)が標準装備されているので薪ストーブを使用して冬キャンプを思い切り楽しめますよ。

さらに、両サイドのウィンドウも出入り口もオールメッシュにできるうえ、両ウィンドウ下部にも大きなベンチレーションが装備されているので、夏場でも風通しよく快適!

おまけ:「ワンポール × トンネル」タイプも!?

お尻の形がかわいい!ローベンス「トラッパー」

ヨーロッパ発、個性的で愛嬌あるデザインが目を引くのは「ローベンス トラッパー」。こちらはワンポール ×トンネルのようなタイプ。

インナー部分はハの字の2股ポール、前室部分をUの字型のポールで支える構造で、いわゆるワンポールテントのようなセンターポールないんです。そのため室内を広々と使えてレイアウトの自由度も高いのが特徴です。

前室は最大200cmの高さがあり、立ったまま出入りができるので雨の日も快適に過ごせます。さらに室内はメッシュ素材のドアで仕切られた2ルームで使い勝手も問題なし。個性派におすすめのテントです。

進化型ワンポールテントは1+1>2の法則!

今までワンポールテントの設営の手軽さや個性的なデザインに惹かれつつも、デメリットが気になってトライできなかった人も、進化型ワンポールテントならもうそんな心配は無用です! 手軽に設営して、個性的なデザインも、居住性の高さも、薪ストーブをINしての冬キャンも、存分に楽しんじゃってください!

とにかく「進化型ワンポールテント」に関しては「1+1=2」以上の価値があるということ。もっと自由に、もっと便利に進化型ワンポールテントであなたのキャンプライフも進化させてみませんか?

One pole tent is to evolve your camp!

ワンポールテントであなたのキャンプを進化させよう!

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