たばこの健康影響解説 福島医学会、福島医大でシンポ

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 福島医学会の学術研究集会シンポジウムは25日、福島市の福島医大で開かれ、参加者がたばこが健康に与える影響について学んだ。

 「ふくしまの選ぶべき道 福島で『受動喫煙防止条例』制定は時期尚早か?」をテーマに、たばこが健康に与える影響や受動喫煙の問題について理解を深めてもらおうと開催した。

 同大の柴田陽光呼吸器内科学講座主任教授、西形里絵法医学講座准教授、県保健福祉部の藤谷由理健康増進課専門保健技師(がん対策担当)、滋賀県衛生科学センターの井下英二所長がたばこの健康被害や喫煙防止の取り組みなどについて講演した。

 このうち本県における受動喫煙防止条例制定について講演した西形准教授は「罰則のない条例では実効性に乏しい。福島では罰則付きの受動喫煙防止条例を制定してほしい」と見解を示した上で、非喫煙者側の意識改革も必要だと指摘。「受動喫煙させられるのは加害行為だと認識し『私たちが我慢すべきだ』などと考える意識を変える必要がある」と訴えた。