【ラ・リーガ】エイバルに完敗を喫したレアル、過去10年で最悪の成績に

未曽有の危機に瀕しているレアル

サンティアゴ・ソラーリが監督に正式就任したレアル・マドリードは、ラ・リーガ第13節でエイバルと対戦した。ここ数試合は調子を上げていたレアルだったが、格下相手にまさかの0-3の敗戦。2008-09シーズン以来、最悪のリーグスタートとなってしまった。

今シーズンすでに19失点を喫しているレアル。ここまでゴールを許したのは過去10年間でなかったことで、チームの危機的状況が数字にも表れている。また、エイバル戦で先発したDF陣はバルセロナとの”エル・クラシコ”以来となったセルヒオ・ラモス、ラファエル・ヴァランヌ、そしてマルセロといった主力組が揃い、長期離脱していたダニエル・カルバハルがベンチ入り。ほぼベストな布陣であったにも関わらず大量失点を喫した。

2008-09シーズンもベルント・シュスター監督の下で不振に陥っていたレアル。ただ当時はリーガ第13節の時点で3敗しかしておらず、今季のレアルより10ゴール多く決めている。「僕たちは守備の改善をしなければならない」とエイバル戦後にトニ・クロースが言っていた通り、ソラーリ監督は早急な対応を求められている。

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