CL3連覇中のレアル・マドリーだが、今季は苦しんでいる。W杯MVPとFIFA最優秀選手賞をダブル受賞したルカ・モドリッチも、やや輝きが薄れている。
ここでは、『sportskeeda』による「レアルでモドリッチの代役になりうる5人の候補」を見てみよう。
ポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド/フランス代表)
ユナイテッドでプロキャリアをスタートさせたものの、出場機会を求めて移籍したユヴェントスでブレイクしたポグバ。
世界で最も引く手あまたな選手へと成長すると、2016年に古巣ユナイテッドに復帰した。1年目で二冠に貢献し、UEFAヨーロッパリーグの「Player of the Season」も受賞。
ただ、ジョゼ・モウリーニョ監督との不和などハッピーではないと伝えられており、退団説も根強い。
セルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチ(ラツィオ/セルビア代表)
2015年にヘンクからセリエAへ移籍してきた彼はまさに“新発見”だった。今では世界で最も引く手あまたなMFに。
23歳ながらラツィオではすでに100試合以上し、重要なゴールも決めてきた。
190cmを超える体躯を誇る屈強なMFとして、攻守に貢献できる。また、ドリブル技術も兼ね備えており、中盤ならどこでもプレー可能。
昨季は14ゴールとブレイクし、レアル行きが噂になった。モドリッチの後継者としてはパーフェクトだろう。
とはいえ、獲得にこぎ着けるには、マンチェスター・ユナイテッドやユヴェントスとの競合になるはず。
クリスティアン・エリクセン(トッテナム/デンマーク代表)
驚異的なパスセンス、クリエイティビティ、ビジョン、中盤から試合をコントロールする能力。エリクセンは現在の欧州サッカー界において最も優れたMFのひとりだ。
マウリシオ・ポチェッティーノ監督のプレースタイルにおいて不可欠な存在であり、デンマーク人としてプレミアリーグ最多スコアラーにもなった。また、3年連続でデンマークの年間最優秀選手賞も受賞。
彼がスパーズを去るなら、レアルは動くだろう。とはいえ、移籍金は高額になるであろうし、宿敵バルセロナとの競合になるかもしれない。
マルコ・ヴェッラッティ(PSG/イタリア代表)
彼は現在最も優れたMFのひとりであり、PSGでのパフォーマンスはどれも印象的だ。
テクニックに優れる彼は機敏でいいドリブルスキルも持つ。そして、ポゼッション力と中盤から試合を仕切る能力も兼備。
パリでは150試合以上に出場し、フランスでは『Team of the Season』の常連でもある。
ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ/ベルギー代表)
現在最も才能のあるMFのひとりであるデ・ブライネ。記録破りだった昨季のシティで、キープレイヤーに君臨した。
チームにおけるクリエイティビティの主な供給源であり、アシストを量産。彼はゲームをコントロールするのを好み、自然とシティの攻撃を指揮している。
今季は怪我に苦しんでいるが、偉大な選手であることは間違いなく、モドリッチの完璧な代役になるはずだ。