12月スタートは気温高い 気象庁:高温に関する情報

26日(月)気象庁発表 高温に関する異常天候早期警戒情報 出典=気象庁HP

 きのう25日までの1週間平均気温は、北日本や西日本で平年より低くなった。特に、24日(土)は佐賀で平年より10日早く初氷、長崎で平年より2週間以上早い初霜を観測するなど、九州北部を中心に冷え込みが強まった。
 
 一方、きょう26日は北日本を中心に気温が高く、あす27日(火)はさらに気温が上がる見通し。27日の予想最高気温は、札幌14℃(平年差+9℃)、仙台17℃(平年差+6℃)、東京、名古屋、大阪で19℃(いずれも平年より4℃前後高い)。富山や山陰の一部、静岡や鹿児島では20℃を超える予想だ。
 
 その後も、東・西日本、沖縄・奄美は気温の高い状態が続く予想で、特に12月1日頃(北陸は2日頃)からの1週間ほどは、気温が平年よりかなり高くなる見込み。このため気象庁は、これらの地域に「高温に関する異常天候早期警戒情報」を発表して、農作物の管理や、今後の気象情報に注意するよう呼びかけている。

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