高千穂民家、男女6遺体 刃物痕、殺人疑い

 26日午前11時ごろ、高千穂町押方・山附(やまつき)集落の農業飯干保生さん(72)方を訪れた高千穂署員が、飯干さんと同居する孫の小学2年生女児を含む3世代の家族5人と、五ケ瀬町鞍岡、農業松岡史晃さん(44)の遺体を発見した。遺体に鋭利な刃物で切られた痕があることから、県警捜査1課と高千穂署は、殺人事件として合同で捜査を進めている。また、保生さんと同居する次男で会社員の昌大(まさひろ)さん(42)とみられる遺体が高千穂町中心部の五ケ瀬川で見つかっており、県警は27日に遺体を引き揚げて身元の確認を急ぐ。

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