豊胸術、ジェル注入で健康被害

感染症も、学会が指針策定へ

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豊胸術の健康被害例

 ジェル状充填剤を乳房に注入する豊胸術を受けた女性に、感染症や痛みなどの健康被害が相次いでいることが26日、分かった。日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAPS)会員の調査では、回答した132人の半数超が被害を訴える患者を診たと答えた。JSAPSは1年以内に使用自粛の指針を策定する。

 国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)の世界医療被害取材で判明した。

 JSAPSの調査によると健康被害の種類は、こぶが44%で最も多く、感染症(22%)、皮膚変化(8%)など。注入されていたのは計83症例で、チェコ製充填剤「アクアフィリング」が24%で最多だった。