全員当選誓う 来年の統一選へ 自民県連

 自民党県連は26日、横浜市内で政治資金パーティーを開き、来年の統一地方選に向けて結束を固めた。国会議員や県議、市町村議をはじめ党員ら約1800人が出席し、178人の公認・推薦候補予定者の全員当選を誓った。

 小此木八郎会長(衆院3区)は「政権政党のリーダーシップを安倍首相や神奈川出身の閣僚に任せてほしい」とした上で衆院解散の可能性にも触れ、「多くの皆さんの支えを受け、力を尽くしていきたい」と強調。土井隆典幹事長も「新しい時代に向けて力を結集していきたい」と訴えた。

 来賓の橋本聖子参院議員会長は、長野冬季五輪女子スピードスケート銅メダリストの岡崎朋美さんと共に登壇し、東京五輪成功に向けた意気込みを披露。菅義偉官房長官(2区)や河野太郎外相(15区)も駆け付け、「何としても勝たせてほしい」と支持を呼び掛けた。

統一選に向けて気勢を上げる自民党地方議員ら=26日夜、横浜市中区

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