2015年ア・リーグMVPのドナルドソンがブレーブスと1年契約

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日本時間11月27日、ブレーブスはジョシュ・ドナルドソンと1年2300万ドルで契約を結んだことを発表した。2015年にア・リーグMVPに輝くなど球界を代表する三塁手として活躍してきたドナルドソンだが、今季は故障の影響で出場52試合どまり。今回の1年契約は、ブレーブスがドナルドソンの故障による不良債権化のリスクを回避するとともに、ドナルドソンは健康かつ実力が健在であることをアピールして1年後に再びフリーエージェントとなることが可能であり、両者の利害が一致したものとなった。

ブルージェイズ移籍1年目の2015年に打率.297、41本塁打、123打点、OPS.939の好成績でア・リーグMVPに選出されたドナルドソンは、翌2016年も打率.284、37本塁打、99打点、OPS.953とMVP級の成績をマーク。昨季は113試合の出場にとどまったものの、打率.270、33本塁打、78打点、OPS.944と最低限の働きは見せていた。しかし、今季は3度の故障者リスト入りがあり、出場試合数はわずか52。打率.246、8本塁打、23打点、OPS.801とパフォーマンスも低調で、来月で33歳という年齢もあって、実力を評価しつつも長期契約を不安視する声が多かった。

そこでブレーブスは、今季から年俸を据え置いた形での1年契約をオファー。自身の実力が健在であることを証明して1年後に再びフリーエージェント市場にチャレンジしたいドナルドソン側と利害が一致し、今回の1年契約が実現した。ドナルドソンは今季途中にブルージェイズからインディアンスへトレードされており、今オフはクオリファイング・オファーの対象とならなかったため、ブレーブスは来オフ、ドナルドソンにクオリファイング・オファーを提示することも可能である。両者にとってメリットのある契約になったと言えるだろう。

ドナルドソンの加入により、ブレーブスの内野陣は一塁にフレディ・フリーマン、二塁にオジー・アルビーズ、三塁にドナルドソン、遊撃にダンズビー・スワンソンという布陣で確定。正三塁手の座を手中に収めつつあったヨハン・カマルゴは、内野のユーティリティとして起用されることになりそうだ。