甘酸っぱ~い冬の香り 姫路・安富の特産ユズ、出荷ピーク

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出荷最盛期を迎え加工施設に山積みになったユズ=姫路市安富町長野

 本格的な冬の到来を前に、兵庫県姫路市安富町では、特産品のユズが出荷の最盛期を迎えている。鍋料理など季節の料理に爽やかな香りと彩りを添える。

 同町では1991年から特産品化の取り組みが始まった。現在は安富ゆず組合の農家約50軒が計8ヘクタールで栽培。収穫した果実の7割は、組合の工房で無添加果汁やゆず茶、ジャムなどに加工して販売される。

 今年の作柄は良く、計65トンを見込む。来月22日の冬至へ向け、ゆず湯用の出荷も本格化している。

 組合代表理事の横野勝昭さん(75)は「ユズの命は香りが濃い皮。品質には自信があり、安心して楽しんでほしい」と話す。安富ゆず工房TEL0790・66・2801 (小林良多)