長崎産スーツ広めたい 3社ブランド・WESTORY

シルエットや縫製にこだわり

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 松浦市と平戸市、北松佐々町の三つの縫製メーカーが合同で立ち上げたオーダースーツのブランド「WESTORY(ウエストリー)」の技術発表会が27日、長崎市桜町の長崎商工会館であり、3社の担当者が縫製技術やデザイン性を来場者にアピールした。
 取り組みを支援している松浦商工会議所と平戸商工会議所が主催。会場には長崎市内の企業や団体の従業員らが訪れ、3社の代表や担当者が製品のシルエットや縫製のこだわりなどをPR。希望者にはスーツやシャツの採寸、販売もした。
 スラックス製造のエミネントスラックス(松浦市)の前田周二社長は「各社の技術力を知ってもらうことが狙い。まずは職域販売などで県内から『メイドイン長崎』のスーツを広めたい」と話した。
 ブランドは、エミネントスラックス、ジャケット製造のアリエス(平戸市)、シャツ製造の山喜(旧ジョイモント、佐々町)が技術力を結集させて昨年発足。今年6月に販売を始めた。価格は生地や細部のデザインなどに応じて3種類(3万9千円~、4万9千円~、5万9千円~)で、高品質と手ごろな価格帯を両立させた。
 まだ店舗販売はしておらず、松浦市で定期的に開く販売会や企業・団体を訪ねる職域販売が中心。それでも販売会では3日間で80着以上の注文があり、職域では営業員に支給する制服に採用する企業も出ているという。サッカーJ1、V・ファーレン長崎の公式スーツにも採用されている。

WESTORYの魅力やこだわりを説明する前田社長(右から2人目)ら=長崎市、長崎商工会館