フルスウィングについて
フルスウィングはレイドジャパンから販売されているシャッドテールワーム。5インチというやや大きめのサイズ感から生み出される抜群のアピール力は濁りのきつい水質でもしっかりとバスに気づかせることができます。
また約20グラムの自重があるため、ノーシンカーであってもベイトタックルで扱いやすくオカッパリを一本のタックルで攻めるランガン派のアングラーにもぴったりのアイテムです。今回はそんなレイドジャパンのこだわりが詰まったフルスウィングについて詳しくみていきます。
上下で異なる比重が生むスイムバランス
フルスウィングは上下で異なる比重の素材を採用しているため絶妙なスイムバランスを実現しており、ノーシンカーでも姿勢を崩さず引く事ができます。ただ巻きで使用した際にも適度な浮き上がりでしっかりとレンジをキープできるため、バスにしっかりとワームを見せながら引くスローリトリーブの際もスイムバランスを崩さず泳ぎきることが可能です。
硬めのマテリアル＆アピール力抜群のアクション
フルスウィングは硬めのマテリアルを採用しているため、シャッドテールでありがちなヘッド部のフックズレを最小限に抑えることができ、針持ちがいいのも特徴。さらに硬いマテリアルをテールのパワーで強制的にスウィングアクションさせるため、水押しが強く高いアピール力を持ち合わせています。
専用ケースとして使えるパッケージ
フルスウィングは専用ケースとしても使用できる独自のパッケージが採用されています。パッケージを切り離すことでワームの形を崩すことなくコンパクトに収納ができるためオカッパリ派のアングラーは特に重宝しそうです。
またオフセットフックをつけたままパッケージに収納できるため、ルアーのローテーションがしやすくなり、使いかけのワームもそのまま仕舞って次にまた使う事も出来るのです。
フルスウィングの適合フックサイズ
フルスウィングで使用する推奨オフセットフックは5/0サイズ。フッキングを重視したい場合にはやや大きめの6/0サイズでも問題なく使用することができ、安定したスイミングも可能になります。
また、ラインアイからクランクまでのネック部分が長いフックや、コイルでヘッド部分を固定するフックを使えば、シャッドテールワームにありがちなヘッド部分の身切れも最小限に抑える事ができます。
フルスウィングの使い方
フルスウィングは安定したスイムバランスとアピール力抜群のアクションが最大の魅力。使用する際はオフセットリグを使ったノーシンカーリグが推奨されていますが、フィールドの水深などに合わせてさまざまなリグを使い分けることでよりその魅力を活かすことができます。
ここではそんなフルスウィングの使い方について詳しくみていきます。はじめて購入を検討されている方はぜひ参考にしてくださいね。
ノーシンカーリグ
フルスウィングではもっとも定番の使い方。一般的なシャッドテールに比べるとサイズ感が大きく自重があるため、ノーシンカーリグであっても非常に快適に扱うことができます。ナチュラルかつインパクトのあるアクションを崩さないためにはラインテンションを張りすぎずスローに引くことが大切です。
ウェイテッドリグ
ノーシンカーリグでは探りにくいやや下のレンジを探りたい方にはウェイテッドリグがおすすめ。持ち前のスイムバランスを崩さずに、やや深場のポイントにもアプローチできるためローテーションする際には一つは用意しておきたいです。専用パッケージにはウェイテッドリグ用のオフセットフックをつけたままでもしっかりと収納できる点も魅力です。
ジグヘッドリグ
ボトムの周辺にアプローチしたい方にはジグヘッドリグがおすすめ。ウエイトはお好みに合わせて5グラム以下のものをチョイスしましょう。他のリグと同じくスローリトリーブでも扱うことができますが、ジグヘッドの重さを利用したカーブフォールなどもおすすめの使い方です。
テキサスリグ
ややカバーの濃いポイントやボトムにストラクチャーが多いフィールドではオフセットフックを使用できるテキサスリグがおすすめ。ジグヘッドに比べるとスナッグレス性が高く根掛かりのリスクを軽減できます。使用するオフセットフックはノーシンカーリグ同様5/0サイズがおすすめです。
おかっぱりアングラーのわがままを叶えるシャッドテール
フルスウィングはその名の通り抜群のスウィング力が魅力のワームです。安定したスローリトリーブでは広範囲のバスに対してアピールでき、独自のパッケージ設計や硬めのマテリアルなど、オカッパリアングラーの扱いやすさをしっかりと意識したレイドジャパンらしいアイテムに仕上がっているようですね！
