サウジ皇太子の捜査を要請

人権団体がアルゼンチンに

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27日、訪問先のチュニジアで、写真撮影に応じるサウジアラビアのムハンマド皇太子(ロイター=共同)

 【リオデジャネイロ共同】アルゼンチンで30日に開幕する20カ国・地域(G20)首脳会合に出席予定のサウジアラビアのムハンマド皇太子について、人権団体が27日までにアルゼンチン当局にサウジ人記者殺害容疑などでの捜査を要請した。逮捕や訴追に至る可能性はないとみられるが、関与を疑われ、国際舞台でイメージ回復を狙う皇太子は出ばなをくじかれた。

 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチは26日、サウジ主導の連合軍が介入するイエメン内戦で市民への無差別空爆など戦争犯罪があったとして、国防相を務める皇太子をアルゼンチン司法当局に告発した。