琉球人遺骨返還求め提訴へ

子孫ら「京大が保管」

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 昭和初期に沖縄県今帰仁村にある墓所「百按司墓」から持ち出された琉球人遺骨の返還を求め、被葬者の子孫らが京都大を相手取り、来月にも京都地裁に提訴することが28日、代理人弁護士への取材で分かった。

 アイヌ民族の遺骨については、大学が研究目的で保管する骨の返還を求める訴訟が起こされているが、琉球人遺骨を巡る返還訴訟は初めてという。

 代理人弁護士によると、返還を求めるのは、1929年に京都帝国大(現京大)医学部助教授だった金関丈夫氏(1897~1983年)が、墓所から人骨標本の研究材料として持ち出した少なくとも男女26体の骨。