自民党、改憲案提示見送り

国民投票法も今国会での改正断念

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 自民党は、憲法9条への自衛隊明記など党改憲案の4項目について今国会での提示を見送る方針を固めた。29日に今国会初の衆院憲法審査会を開くものの、幹事の選任にとどめるため、改憲案提示の日程確保は困難と判断した。国民投票の利便性を公選法にそろえる国民投票法改正案の会期内成立も断念する。複数の関係者が28日明らかにした。

 安倍晋三首相は9月の自民党総裁選を通じ、今国会への改憲案提示に意欲を示してきたが、野党が警戒を強める結果を招いていた。来年1月召集の通常国会で仕切り直しを迫られる。