巨人野上は現状維持1.5億円、森福は30%減の8400万円…28日の主な契約更改

巨人・ 森福允彦のこれまでの通算成績

飛躍を遂げた今村は倍増の2600万円で更改

 プロ野球では28日、複数球団で契約更改が行われた。巨人の今村信貴投手は倍増の年俸2600万円で契約更改。7年目を迎えた左腕はプロ初完封を含む6勝(2敗)、防御率3.86と活躍した。今シーズンだけで過去6年間と同じ勝利数をマークし、年俸も“倍増”する結果になった。FAで新加入した野上亮磨投手は現状維持の1億5000万でサイン。先発ローテの柱として期待されたが、4勝4敗、防御率4.79に終わった。来季は3年契約の2年目となる。

 森福允彦投手は3600万円減の8400万円で契約更改。FA加入から2年目を迎えた今シーズンは1軍登板わずか2試合、防御率13.50と大乱調。30%減の厳しい評価を受けた。畠世周投手は480万円減の1920万円で契約更改。昨季ルーキーながら72回1/3で防御率2.99の好成績を残し今シーズンの飛躍が期待されていたが、ケガの影響で出遅れ、リリーフで9試合の登板にとどまった。巨人ではその他に戸根千明投手、石川慎吾外野手、吉川大幾内野手が契約を更改した。

 また、ヤクルトは寺島成輝投手、蔵本治孝投手、金久保優斗投手、沼田拓巳投手、屋宜照悟投手、田川賢吾投手、ジュリアス投手、大村孟捕手、山川晃司捕手、渡邉大樹内野手との契約を更改した。(金額は推定)(Full-Count編集部)

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