人が少ない朝の時間に「エンパイアステートビル」の展望台へ絶景を見に行きました

どうも、元バイヤーのKei(@gmnyc_k)です。

ニューヨークには「エンパイアステートビル」「トップオブザロック」「ワンワールド展望台」の3つの有名な展望台があり、この記事では映画「キングコング」でお馴染みの「エンパイアステートビル」の紹介と実際に展望台まで登った感想を紹介します。

また、もしニューヨーク旅行中にどの展望台に登ろうか悩んでいる人は「予約必須!一番人気の日の入りの時間帯のトップオブザロック展望台に実際に登って見た」の記事でも紹介しました「トップオブザロック」がオススメです。

自分自身「エンパイアステートビル」「トップオブザロック」「ワンワールド展望台」の3つの展望台を全て登りましたが、なぜトップオブザロックが1番のおすすめかというと「エンパイアステートビル」や「セントラルパーク」がガラス越しではなく、直接見ることができるからです。

ですが、知り合いでも「エンパイアステートビルの展望台に登りたい!」人も多く、理由を聞くと昔から色々な映画や雑誌などでエンパイアステートビルを目にしていて、「このニューヨーク旅行をきっかけに昔からエンパイアステイトビルに登って見たかったの!」という理由がありました。

なので、この記事では初めてニューヨークに旅行に来られる方向けに以下の3つのカテゴリに分けてエンパイアステートビルを紹介したいと思います。

**1:エンパイアステートビルの基本情報
2:エンパイアステートビルに実際に登って見た
3:エンパイアステートビルで販売しているお土産**

また、この自分がエンパイアステートビルの展望台に登ったのは平日の朝になりますので、朝方にエンパイアステートビルの展望台に登ろうと考えている人は参考にしてください。

1:エンパイアステートビルの基本情報

エンパイアステートビルは1929年に建設が始まり1931年にオープンから42年もの間、世界一の高さ(高さ381m)を誇っていた世界的にも有名な展望台です。

今現在は「アメリカで一番高い展望台「ワンワールド展望台」の日の入りと夜景を見てきた」の記事で紹介した「ワンワールド展望台」がアメリカで一番高い展望台と言われており、その高さは541mと言われています。

ですが、世界一の高さの座を奪われたからと言ってエンパイアステートビルの展望台が魅力がないということはありません。

**1:野外の展望台スペースから見た絶景を写真に収めることができる
2:エンパイアステートビルの今までの歴史がみれる
3:エンパイアステートビルに関するお土産がたくさん売ってる**

実際にエンパイアステートビルの展望台に登った体験者としてエンパイアステートビルの展望台のおすすめポイントを3つ紹介します。

1:野外の展望台スペースから見た絶景を写真に収めることができる

エンパイアステートビルの展望台フロアーは86階とその上の102階の2つあり、86階の展望台フロアーは柵越しにニューヨークの町並みを見ることができます。

実際にエンパイアステートビルの102階の展望台フロアーからニューヨークの町並みを撮影すると上のような絶景を写真に収めることができます。

ですが、もし上の写真のように「エンパイアステートビルを展望台から見たい!」という方は「予約必須!一番人気の日の入りの時間帯のトップオブザロック展望台に実際に登って見た」の記事でも紹介しました「トップオブザロック」の展望台に行けば上の写真のようにエンパイアステートビルの展望台と一緒にニューヨークの絶景を写真に収めることができます。

エンパイアステートビルの今までの歴史がみれる

エンパイアステートビルの80階のフロアーではエンパイアステートビルに関する歴史が紹介されているプチ展望台フロアーがあります。

この80階のフロアーは86階の展望台フロアーと繋ぐエレベーターがある階で、この80階のフロアーではエンパイアステートビルの建設時の様子や歴史などの資料が展示されています。

また、80階のフロアーの小窓からニューヨークの町並みを見ることができますが、多くの人の目的は86階の展望台フロアーということもあり、この80階のフロアーでは多くの人が展示されている資料に目を通していました。

映画「キングコング」に関するポスターや等身大フィギアなども展示されていますので、映画「キングコング」が大好きな方は是非この展示スペースにも足を運んでください。

エンパイアステートビルに関するお土産がたくさん売ってる

エンパイアステートビルにはエンパイアステートビルをテーマにデザインされたお土産がたくさん販売しており、映画「キングコング」の影響でエンパイアステートビルに登りに来た人にはキングコングがテーマになっているお土産がおすすめですし、

ニューヨーク旅行のお土産の定番になっている「ショットグラス」もおすすめです。

他にもエンパイアステートビルで販売しているお土産はこの記事の最下部ある「エンパイアステートビルで販売しているお土産一覧」で詳しく紹介していますので、そちらをご確認ください。

2:エンパイアステートビルに実際に登って見た

今回は日本からニューヨークに遊びに来た知り合いが「エンパイアステートビルの展望台に行きたい!」ということだったのでエンパイアステートビルの展望台に登りに行って来ましたので、その時のレビューを紹介したいと思います。

またエンパイアステートビルの展望台はトップオブザロックのように事前に時間指定する必要がなく、ワンワールド展望台同様に好きな時間に足を運んで、展望台に登ることができます。

今回は平日の朝10時付近にエンパイアステートビルの展望台に行くことにしました。

エンパイアステートビルの展望台は3年前くらいに登ったことがあったのでエンパイアステートビルに入場する出入り口に向かったのですが、2018/11現在改装工事をしており、通常の5Ave側のメインゲートからの入場ができませんでした。

2018/11現在は6Aveと5Aveの間の34st側に新しいメインゲートが作られており、5Ave側のメインゲートに比べて少し分かりづらいですが、エンパイアステートビルの制服を着たスタッフがゲート前に立っているのでわかると思います。

こちらのメインゲートはつい最近完成したゲートということもあり、5Ave側のメインゲートに比べて開放感があり、窮屈感は感じませんでした。

さらにチケットを確認するカウンターは2階にあるため、この1階フロアーはエンパイアステートビルの展望台にアクセスするチケットを持っていなくても遊びに行くことができます!

あと、この日は平日の朝の10時付近にエンパイアステートビルに到着したこともあり、観光客の人は比較的少なかったですが、週末や日の入りの人気の時間は一気に人が増えるので、もし待つのが嫌な方は別途お金を払ってチケットのグレードをあげることもできます。

一般チケットの方はメインゲートから入場したらまっすぐ奥に進むと記念撮影用の3mくらいのエンパイアステートビルの模型と過去にエンパイアステートビルを登った著名人の写真が展示されています。

他にもエンパイアステートビルは通常は3段白色にライトアップされているのですが、イベントに合わせて様々な色のライトアップがされおり、この1階フロアーでは今までに実際にイベントでライトアップされた時の様々な写真が展示されています。

そして、チケットカウンターがある2階に繋がる階段の踊り場には先ほどのエンパイアステートビルの模型よりも大きなエンパイアステートビルの模型が展示されています。

2階に到着すると当日チケットが購入できるチケット自動販売機がありますが、平日の混み合ってない時間でも多くの方が列を作ってチケットを購入していたので、日の入りや夜の時間帯は混雑することが予想されます。

チケットカウンターに行く前にセキュリティーチェックがあるのですが、その道中に過去にエンパイアステートビルを登った著名人の写真が展示されており、中には「あ!この人見たことある!」と声を出してしまうような人の写真も飾られていますので、ぜひ探して見てください。

そして、セキュリティーチェックの時を受けてチケットカウンターに向かいます。ちなみにエンパイアステートビルの展望台に持ち込んではいけないリストは以下になります。

**1:銃、弾薬、ナイフ、刀、はさみ、催涙スプレー、危険物、危険性のある軍用/民生用の品を含むあらゆる武器
2:瓶、グラス、ビー玉などのガラス製品
3:酒類
4:カン、ボトル、ウイスキーボトルなど
5:プロ用カメラ、機器、カメラスタンド、モノポッド、二脚、三脚
6:スケートボード、ローラースケート、ゴルフクラブ、野球バット、ホッケースティック、野球ボール、フットボール、テニスボールなどのスポーツ用具
7:スプレー式塗料、マジックペンなどのマーカー用具
8:楽器
9:コスチュームやマスク**

またお荷物のお預かりする場所はエンパイアステートビル内にありませんのでご注意ください。

無事セキュリティーチェックを受けたらチケットカウンターまで移動します。

入場方法は簡単でチケットにあるバーコードを機械にかざすだけで入場出来ます。

そして、入場してすぐにどの展望台にもある合成写真が撮影できる写真撮影コーナーがあり、こちらで撮影した写真は帰りのエレベーターを降りてすぐの場所で25ドルで購入することができます。撮影が不要な方はそのまま通過するだけで問題ないです。

撮影スペースを抜けるとエンパイアステートビルの展望台に繋がるエレベーターがある場所に出るのですが、この日は平日で人が少なかったのでそのままエレベーターにアクセスできましたが、混雑している時間帯は多くの人がココで列を作ることが予想されます。

このエレベータ待機場所を抜けると改装工事前から利用されているエレベーター待機場所に到着します。過去に何回かエンパイアステートビルの展望台に登ったことがあるのですが、3年ぶりにエンパイアステートビルの展望台に登りに来たらエレベータの天井がディスプレイに変わっていて、80階のフロアーに到着するまでの移動時間の間、エンパイアステートビルができるまでの歴史が映像で見ることができるようになっていました!

80階のフロアーに到着すると先ほども紹介しましたがエンパイアステートビルに関する歴史が紹介されているプチ展望台フロアーを楽しむことが出来ます。

86階のメインの展望台フロアーに比べて6階下の階になりますが、こんな感じで綺麗なニューヨークの景色を見ることが出来ます!ですが、窓越しなので迫力は86階のメインの展望台フロアーに比べると低いです。

ちなみに80階のフロアーからエンパイアステートビルが提供している無料Wifiを利用することが出来ますが、多くの人が利用しているため回線スピードは想像以上に遅いです。

もしエンパイアステートビルの展望台フロアーで家族などにテレビ電話をしたいと考えている人は「空港のレンタルWifiも楽天に出店してるWifi業者もニューヨークの無料Wi-fiもおすすめしない理由」で紹介した「グローバルWifi」をオススメします。

80階フロアーにもトイレがあるので、展望台フロアーのある86階に登る前に済ましておきましょう。もちろん86階の展望台フロアーにもありますが、86階の展望台フロアーは人で大変混雑しているので登る前にすませておくことをオススメします。

80階フロアーの奥に進むと86階と繋がっているエレベーターがあるのですが、ココの列が今回一番混んでいました。

長い列に並んでいるとスタッフの方が「階段で86階の展望台フロアーに行くこともできますので、階段で展望台フロアーに行かれる方はこちらにどうぞ〜」と叫んでいたので、「6階くらい階段で余裕でいけますね」ってことで、

頑張って86階の展望台フロアーまで階段で登りました!

階段を登りきると先ほど列を作っていたエレベーターが到着するエレベーターフロアーと合流します。

86階のエンパイアステートビルの展望台フロアーの絶景を見に行こう

一般のチケットで入場された方はこの86階の展望台フロアーしか入場することが出来ませんのでご注意ください。102階の展望台フロアーに行くには別のチケットが必要になります。

エンパイアステートビルの86階の展望台フロアーは外で見るタイプの展望台になり、外へのアクセスは1つの出入り口のみになります。

そして、初めてエンパイアステートビルの展望台に登る方に注意して欲しいのが86階の展望台フロアーの想像以上の寒さです。

外に出ると風が強く、当日10度前後の気温でしたがこの展望台フロアーでの体感温度は5度近かったです。なので、秋や冬など寒い時期にニューヨーク旅行に来る方でエンパイアステートビルの展望台に登ろうと思っている方は寒さ対策をしっかりしてから展望台に遊びに行ってください。

また有料になりますが望遠鏡も展望台フロアーにあるので、遠くの景色が見たい方はご利用ください。

あとエンパイアステートビルの102階の展望台に行くにはチケット購入時に102階の展望台にアクセスできるチケットが必要になりますのでチケットを別で購入ください。

エンパイアステートビルの展望台から見た景色

86階のエンパイアステートビルの展望台フロアーから見たそれぞれのエリアのマンハッタンの景色を紹介します!

また86階のエンパイアステートビルの展望台フロアーで撮影をする際は多くの人が柵ギリギリまで前進していますので、怪我やスリなどに気をつけて撮影してください。

エンパイアステートビルの展望台フロアーから見たダウンタウン

個人的にエンパイアステートビルの86階の展望台で一番オススメの撮影ポイントはワンワールド展望台や自由の女神が見えるダウンタウンエリアです!

アップタウンに比べて目の前に立ち並ぶビルが低いので雑誌で見たことあるようなニューヨークの街並みの絶景を撮影することが出来ます。

エンパイアステートビルの展望台フロアーから見たアップタウン

エンパイアステートビルの86階の展望台からアップタウンを見ると目の前に高いビルが立ち並んでいるので、タイムズスクエアなどは見えますが、セントラルパークなどのミッドタウンのエリアの景色を見ることが出来ません。

もしセントラルパークが見たいならトップオブザロック展望台に行ってください。

エンパイアステートビルの展望台フロアーから見たニュージャージ

エンパイアステートビルの86階の展望台からニュージャージ側を眺めるとハドソン川が目の前に見ることが出来ますが、「The ニューヨーク」と言えるような建物がないので初めてニューヨークに行く人からすると少し物足りないかもしれないです。

ニューヨークにある三大展望台の中でも歴史が古く、昔から愛されている展望台と言われているエンパイアステートビルの展望台は絶景が見えるのはもちろんですが、それ以上に「エンパイアステートビルの展望台に登って見たい!」と思う方にオススメの展望台だと個人的には思います。

3:エンパイアステートビルで販売しているお土産一覧

エンパイアステートビルの展望台フロアーから地上に戻る前に立ち寄ることができるエンパイアステートビルをテーマにしたお土産がたくさん売っているお土産フロアーを紹介します!

まずはエンパイアステートビルといえば映画「キングコング」ということもあり、キングコングがエンパイアステートビルに登っている置物や

お土産で人気のショットグラスの中にキングコングのキャラクターが埋まっていたり、

キングコングのアパレルやぬいぐるみなども販売していました。

他にもニューヨークのお土産の定番にもなっている「ショットグラス」は色々なデザインが用意されており、上の写真のようにシンプルにニューヨークの街並みがデザインされているものもあれば、

エンパイアステートビルのみがデザインされたシンプルなショットグラスや

女の子が好きそうな可愛い系のエンパイアステートビルのイラストがデザインされたショットグラス、

水墨画風にエンパイアステートビルがデザインされたショットグラス、

マガジン風にエンパイアステートビルがデザインされたショットグラスなど色々なデザインのショットグラスがありました。

他にもエンパイアステートビル限定で発売されているスノーボールや

エンパイアステートビルのスタッフが着ている制服を着たぬいぐるみなど様々なお土産が売っていました。

もしニューヨーク旅行のお土産を低予算で探しているならエンパイアステートビル限定で売っているキーフォルダーや

チョコレート、

ワッペンや缶バッチ、

文房具などは値段の割に貰って嬉しいお得感がある商品です。また別でニューヨークのお土産を探している人は「ニューヨーク好きの友達に喜ばれるお土産25選」の記事でニューヨークで購入できるオススメのニューヨーク土産を紹介していますので、参考にしてください。

今からエンパイアステートビルの展望台に登られる方へ

ニューヨークに初めて旅行に行かれる方でマンハッタン内にある3つの展望台のどれに行こうか悩んでしまう人もいますが、もし「エンパイアステートビルに昔から憧れがある方」または「映画キングコングが好きな方」ならエンパイアステートビルの展望台はベストな選択です。

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