【平成の長崎】署名8万622人 過去最高を記録 高校生1万人実行委

平成17(2005)年

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 核兵器廃絶と平和な世界の実現を目指し、昨年11月から署名集めに取り組んできた「高校生1万人署名活動実行委」は8月11日、目標の6万人を約2万人上回る8万622人に達したと発表した。

 実行委は同日、長崎市筑後町の県教育文化会館で開いた集約集会で、高校生平和大使に署名簿を託した。5人の平和大使は16日、長崎市を出発。18日(現地時間)、国連欧州本部(スイス・ジュネーブ)に提出する。

 署名活動は2001年にスタート。5回目の今回は被爆60年に合わせ6万人の目標を設定。国内から約6万9千人、海外からもブラジルやニュージーランド、韓国、フィリピンなどから約1万人が寄せられ、過去最高を記録した。

 集会では、メンバー約20人が約9カ月の活動を振り返り、竹本朋さん(16)=長崎女子高2年=は「冬は手足の感覚がなくなるほど寒く、夏はものすごく暑く、つらいこともあった」、中村和人君(17)=長崎総合科学大付属高3年=は「高1から加わり、こんなに集められて感動した」と笑顔を見せた。

 メンバーから署名簿を受け取った平和大使の1人、山田詩郎君(19)=長崎東高3年=は「みんなの平和への思いが詰まっていることを伝えてきます」とあいさつした。
(平成17年8月12日付長崎新聞より)
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