12月は暖冬スタートか 冬型気圧配置少ない 気象庁1か月予報

1か月予報(平均気温、12月1日~12月31日)。出典=気象庁HP.

 気象庁は29日、向こう1か月の予報を発表した。11月21日発表の3か月予報での見通しに比べて、暖かい空気に覆われやすい傾向が強まったため、12月は高温の可能性が大きくなった。特に1週目(12/1~7)は、東日本以西で気温がかなり高くなりそうだ。

 

1か月予報(降水量、12月1日~12月31日)。出典=気象庁HP

 寒気の影響が弱いため、東日本日本海側は向こう1か月の降雪量が少なく、日照時間は平年並か多い見込み。北日本日本海側でも、降雪量が平年並か少ない予想だ。
 
 週ごとの予報によると、1週目(12/1~7)の日本海側は平年と同様に曇りや雨(雪)の日が多い予想。一方、太平洋側の各地は冬型の気圧配置が弱く、気圧の谷の影響を受けやすいため、平年に比べ晴れの日が少ない見通しだ。
 
 2週目(12/8~14)は北日本で冬型の気圧配置が強まるため、平年に比べて日本海側は曇りや雪または雨の日が多く、太平洋側は晴れの日が多い予想となっている。3~4週目(12/15~28)は、北・東日本日本海側は冬型の気圧配置が弱く、平年に比べ曇りや雪または雨の日が少ない見込み。

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