林業女子 森に携わり生きる

常陸太田市森林組合に就業した佐藤さん

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常陸太田市森林組合の林業女子 佐藤瑞穂(さとうみずほ)さん(33)

10月中旬に常陸太田市森林組合の作業員として就業した佐藤瑞穂さん(33)。将来の独立を目指し、林業のノウハウを学ぼうと、山林で草刈りや木の伐採に当たるようになって1カ月余り。「皆さん優しく教えてくれる。大変に思うことはない」と笑う。

鹿嶋市出身。子どもの頃から、父親が、福島県内に所有する山林の手入れに悩んでいるのは聞いていた。20代半ばから9年間、英国へ語学留学。そのころ、インターネットで林業の映像を見て関心を持った。

今年4月に帰国。県内で環境保護団体の活動に携わりながら、資料を集め、講演会に足を運んだ。7月に市内で行われた、放置林を整備するNPO法人の活動に参加したことが、森林組合への就業につながった。

現在は同市里美地区にある山林で、先輩たちと樹齢約100年のヒノキを伐採中。森林管理の方法など「飛び込んでみないと分からないことがたくさんある」と実感する。

来夏までに、作業中の暑さに耐えるだけの体力を付けるのが当面の目標。将来は「森に携わりながら、生計を立てられるようになりたい」(長洲光司)