大沢たかおと、日本のテニス界を代表する錦織圭選手と大坂なおみ選手の鼎談が、12月29日放送のフジテレビ系「The世界力3」（午後11：40＝東海テレビ制作）で実現することが明らかになった。同番組は、今年世界を舞台に活躍した日本人アスリートたちにスポットを当て、彼らの強さの原点に迫るもの。2人の対談のほかに、イギリス・サウサンプトンで活躍するサッカー日本代表・吉田麻也選手にも迫る。
全米オープンで2年ぶりにベスト4進出を果たした錦織選手と、日本人選手として初のグランドスラム制覇を成し遂げた大坂選手は、テレビ番組での対談は今回が初めて。2人は世界最高峰で戦うことの厳しさと難しさなどを語り合い、さらに、ロンドン・ウエストエンドでミュージカル出演を果たし世界を舞台に活躍する大沢が、“世界の頂点”を目指す者たちが今何を考えているのかを引き出していく。
収録を終え大沢は、「すごく楽しくいろんな話をしていただいて、いい1時間半でした。彼らが拠点としている場所を歩いた分、2人の優しさや明るさの奥にあるものが垣間見えました」と充実した表情を浮かべた。錦織選手も「僕も楽しかったです。なおみちゃんとの対談も初めてだったので。全米オープンの話も聞けたし、大沢さんにも足を運んでもらって、何もないところに行かせてしまって申し訳ない気持ちもありますが、すごくいい話ができました」と笑顔で語った。また、大坂選手も「このようなショーは初めてで緊張しましたが、とても意義深いお話ができましたし、ジョークもあったので楽しめました」とリラックスして臨めたようだ。
さらに、今年1年を振り返り錦織選手は「けがをして半年休んで、復帰するにあたっていろんな葛藤がありました。いい終わり方はできましたけど、いろんなことを乗り越えなければいけない1年でした。メンタルでの戦いは例年以上にあったので、そういうことを乗り越えて、さらに強くなった1年でした。今年もトップテンに戻ってこれたので、十分すぎるでき。さらに来年は上を目指したいです」と飛躍を誓った。
一方、大坂選手は「私にとってこの1年は信じられない1年でした。USオープンで優勝した後はクレイジーな日々でしたが、同時に感謝しています。次に何が起こるか分かりませんが、楽しみです。来年はトップ5は保ちたいですし、安定したテニスを続けて1年通していいテニスが続けられるようにしたい。大きな目標として世界一を取ってみたい。でも、それは突拍子もないと思われるかもしれませんが、チャレンジしてみたいという気持ちはあります」と力強く語った。
そして、サッカー日本代表・吉田選手も取材。2018年のワールドカップロシア大会で世界を驚かせたサッカー日本代表の中で、予選から本大会まで全試合フル出場した唯一の選手は吉田選手だけだった。日本代表の新キャプテンを務める彼は、何を語ったのか。大沢もイギリスへ飛び、素顔を掘り下げる。
