内村光良が「紅白歌合戦」で新たな野望。櫻井翔は中居正広の“支え”明かす

12月31日放送の「第69回NHK紅白歌合戦」(午後7:15)の司会者取材会が行われ、総合司会の内村光良、紅組司会の広瀬すず、白組司会の櫻井翔が出席した。

2年連続で桑子真帆アナウンサーと共に総合司会を務める内村は「紅白はやっぱり、年の瀬、年を越す前の一大イベント。物心がつく前から見ていますし、実家が酒屋なのですが、年末の配達を手伝いながら、行った先のお宅で紅白を見るのが何よりの楽しみだった。思い出がすごく強いので、日本中が見る舞台に立ててすごく光栄です」と意気込みを語った。

内村は「最近は、さまぁ~ずから『総合』とあだ名のように呼ばれています。『総合! 今日の居酒屋はこちらです』とか。あいつらちょっとバカにしているんですよ」と冗談交じりに芸人仲間からも注目されていることを明かし、さらに「今回もお話を頂き、新たな野望というものも出てきた。ポケビ(ポケットビスケッツ=千秋、キャイーン・ウド鈴木とのユニット)で紅組(1998年)で出まして、司会としても出て。今度は白組で、そして審査員としても出て、紅白のグランドスラムを達成したい」と来年以降の“紅白制覇”の野望ものぞかせた。

今回が初の司会となる広瀬は「フレッシュさ全開で行きたい。紅白は初めて、司会もやったことがないので皆さんに迷惑を掛けないように、まずは楽しめたら」とアピール。さらに、「2人に何もかも教えてもらいたい。櫻井さんとは映画で共演させていただいたので、心強い。『何かあれば、遠慮なく声を掛けて』と言ってくださったので、その言葉に安心しています」と内村と櫻井を頼りにしている様子。

また、2010年から嵐として5年連続で白組司会を務め、個人としては今回が初の司会となる櫻井は「歌手として紅白に初めて出させていただいたのは09年。(その時の司会の)中居正広くんがずっと舞台袖で見守っていてくれた。司会の方が横で支えてくれている心強さを痛感した」と振り返り、「多くのアーティストの皆さんを支えられるように務めたい。うちの事務所からも初出場のKing & Princeをすごく見守りたい。でも司会者も衣装替えや次の準備があるので、意外と袖にいられる時間も限られる。本番はともかく少なくともリハーサルの時は見守りたい」と“後輩愛”を見せていた。

今年は「夢を歌おう」をテーマに紅組21組、白組21組、特別企画1組が出場するほか、世界で人気のジャパンカルチャーを特集する企画コーナーも行われる。

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