現地時間28日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのPSV戦で得点を挙げたバルセロナに所属するリオネル・メッシ。このゴールでクリスティアーノ・ロナウドが保持していた1クラブにおけるCL最多得点数を塗り替えることとなった。
バルセロナはグループ首位通過を目指し最下位に沈むPSVと対戦。序盤は劣勢に立たされていたものの、61分にメッシが得点決めてバルセロナが先制すると、ジェラール・ピケが追加点を挙げて2-1と勝利を収めた。PSVのGKイェルーン・ズートが一歩も動けないような完璧なゴールを決めたメッシは、バルセロナの選手としてチャンピオンズリーグ通算106得点目となり、ロナウドがレアル・マドリード時代に保持していた記録を更新することとなった。
さらに、ロナウドは今夏にユベントスに移籍したため、同記録は「0」にリセットされる。メッシは今後も数字を伸ばしてくことになるが、ロナウドが100ゴール以上決めて追い抜くことはないだろう。メッシとロナウドの次に得点を決めているのは元レアルのラウール・ゴンザレスで66ゴール。2009年にレアルに加入したカリム・ベンゼマはこれまでに47ゴールを挙げている。