クボタ、改ざん40年前から

社長ら報酬返上などの処分

©一般社団法人共同通信社

品質データの改ざんを巡る問題で謝罪するクボタの木股昌俊社長(左)ら=29日午後、大阪市

 クボタは29日、鉄鋼メーカー向けに出荷している生産設備の部品で検査の品質データを改ざんしていた問題で、少なくとも一部の不正は約40年前の1977年には始まっていたとの調査報告書を公表した。同じ製造部門の別の部品でも新たな改ざんが確認され、木股昌俊社長が役員報酬の30%を2カ月返上するなど幹部5人の処分も発表した。

 大阪市で記者会見した木股社長は「取引先をはじめ関係者の皆様に多大なるご心配とご迷惑をお掛けしている。あらためて心よりおわび申し上げる」と謝罪した。

 問題があったのは、製鉄所で金属の塊に圧力を加えて平らな鋼板に加工する工程などに使われる部品。