高裁、臨時職員の待遇差「違法」

産業医大に賠償命令

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 産業医科大病院(北九州市)の事務として働いている臨時職員の女性(58)が、正規職員と給与に差があるのは労働契約法違反だとして、大学側に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、福岡高裁は29日「待遇の差は不合理で違法」と判断し、請求を退けた福岡地裁小倉支部判決を取り消し、大学側に約113万円の支払いを命じた。

 山之内紀行裁判長は「女性は30年以上勤務し、業務に習熟しているのに、同時期に採用された正規職員の基本給との間に約2倍の格差が生じている」と指摘。法改正によって非正規労働者との不合理な労働条件が禁じられた2013年4月以降、月額3万円を支払うよう命じた。