松浦産の卵使用の「たまごたると」好評 三角さん開発

 長崎県松浦市志佐町の「みすみ養鶏場」の3代目、三角直樹さん(43)が松浦市の補助金を活用し、松浦産の卵を使った新商品「松浦そだちのたまごたると」を開発した。経営する卵の直売加工品店で販売しているほか、松浦市のふるさと納税の返礼品にも出品している。

 みすみ養鶏場では、天然水と独自ブレンドの飼料でニワトリを飼育。コクのある味の赤卵が人気を集めている。

 「たまごたると」は、卵風味たっぷりの濃厚なカスタードクリームと、パリパリした食感のパイ生地が特徴。「卵専門店のこだわりの品」という。

 三角さんは、松浦市産物活用新商品開発支援補助金を活用。約45万円をパッケージ費などに充てた。昨年度末ごろから開発に取りかかり、約5カ月かけて完成。今秋から卵の直売加工品店「ぷるたま工房」(北松佐々町)で販売を開始し、「おいしい」と好評という。

 価格は6個入り1500円(税込み)など。三角さんは「松浦で育てた卵のおいしさを知ってほしい。ぜひ味わって」とPRしている。問い合わせは同工房(電0956・37・6855)。

「松浦そだちのたまごたると」(三角さん提供)

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