米中、新貿易協議検討か

首脳会談、摩擦悪化回避

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 【ブエノスアイレス共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は29日、米国と中国の両政府が来月1日の首脳会談で、貿易問題を協議する新たな枠組み設置を検討していると報じた。米政権は不公正な貿易慣行を巡る中国の是正策を見極めるため、制裁関税の拡大を来春まで保留する可能性がある。

 新枠組みの設置は、貿易摩擦の一段の悪化と金融市場の動揺を回避するのが狙いだ。ただ米政権は期限を区切ることで追加関税に踏み切る余地を残し、中国への強硬姿勢を引き続き維持するとみられる。

 同紙によると、新枠組みでは、中国による知的財産権侵害や技術の強制移転などを話し合う見通し。