大船渡港水門工期11カ月遅れ 業者破産手続きで

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 東日本大震災の復興工事など県発注工事3件を受注していた総合建設業エム・テック(さいたま市)の破産手続きを受け、大船渡市の水門工事の工期が当初から11カ月ほどずれ込む見通しとなったことが29日、県への取材で分かった。順調に進んだ場合、2020年11月ごろまでの工期を想定する。

 県によると、大船渡市大船渡町茶屋前地区の大船渡港の自動開閉型水門設置工事(当初工期17年12月~19年12月、契約額6億2640万円)は土質調査段階で中断し、本体は未着工だった。県は残った工事分について今後公告し、順調に手続きが進んだ場合、19年3月~20年11月ごろの工期となる見通し。

 進行率95%で中断した釜石市唐丹町本郷の防潮堤工事(同14年3月~18年11月、同10億2007万円)、着工前だった一関市千厩町の宮敷橋架け替え(同18年8月~19年3月、同7128万円)もそれぞれ、入札に向けた準備を行っている。