横浜ゴム、低燃費タイヤ「ブルーアース-GT AE51」を新発売

横浜ゴム、トータルパフォーマンスに優れたグランドツーリングタイヤ「BluEarth-GT AE51」新発売

横浜ゴムは低燃費タイヤブランド「ブルーアース」のグランドツーリングタイヤ「ブルーアース-GT AE51」を2019年2月1日より発売する。発売サイズは245/35R19 93W~155/65R14 75Hの全57サイズで、価格はオープンプライス。

ブルーアース-GT AE51はミドルクラスセダンをメインターゲットに「走行性能、快適性能、環境性能の全てに優れるグランドツーリングタイヤ」をコンセプトとして開発。長距離移動することを語源とする「グランドツーリング」に相応しい力強くしっかりとした走行性能を追求し、商品名に「グランドツーリング」を意味する「GT」を取り入れた。さらに、従来品(ブルーアース-A)で定評のあった優れたウェットグリップ性能を確保しながら、低燃費性能を一段と向上。国内ラベリング制度においては全サイズで最高グレードのウェットグリップ性能「a」を獲得。ころがり抵抗性能では31サイズで「AA」、26サイズで「A」を獲得している。

ブルーアース-GT AE51 概要

ブルーアース-GT AE51は専用開発の非対称パターンにより快適な乗り心地と優れた操縦安定性を両立するとともに、トレッドパターンに施した「ライトニンググルーブ」や「ブレードカットサイプ」が優れたウェット性能に貢献する。さらに、専用のチューニングを施した高剛性構造や接地圧を均一化したトレッドプロファイルが力強く、快適な走りを実現。

また、発熱によるエネルギーロスを抑える2層構造の「低燃費レイヤードゴム」や歪みを低減するサイドプロファイル、放熱効果を生む「ディンプルショルダーデザイン」により低燃費性能を向上している。

ブルーアース-GT AE51 主な5つの特徴

非対称パターン

ブロック剛性をコントロールすることで操縦安定性と乗り心地を両立

イン側は周方向細溝や対面サイプを配置することで適度な剛性にチューニング。アウト側は幅広のリブに非貫通のラグ溝を採用して高い剛性を確保することで力強い操縦安定性を発揮。

トリプルセンターリブ

3本の高剛性リブにより高速直進安定性を確保

センター部にストレートリブを配置。周上で分断されることがないトリプルセンターリブが周方向に高い剛性をもたらし、高速走行での直進安定性を向上。

ライトニンググルーブ

エッジ効果による水膜除去でウェットグリップ性能を強化

稲妻型のライトニンググルーブは、ブロック剛性を維持しつつ総エッジ量を増大。排水性にも寄与し、ウェットグリップ性能を強化。

ブレードカットサイプ

接地圧の均一化とエッジ効果によりドライ操縦安定性とウェットグリップ性能を両立

反りのあるサイプを刻み、リブの剛性を最適化。面取りしたサイプはトレッド面の接地圧均一化を促進するとともに総エッジ量の増大にも寄与。

ディンプルショルダー

放熱効果による燃費性能向上

歪みが大きいショルダー部に独自のディンプルを配置することで優れた放熱効果を発揮。

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