太陽光発電「余剰電力一時預かります」 買い取り期間満了家庭向けに新サービス/東北電力

©株式会社東奥日報社

イメージ画像

 東北電力は29日、住宅用太陽光発電の固定価格買い取り制度で、制度開始時の契約分が終了する2019年11月から、買い取り期間満了を迎えた顧客を対象とした新サービス「ツナガルでんき」を始めると発表した。

 国は09年11月に住宅用太陽光発電の買い取り制度を始め、大手電力に10年間、固定価格で買い取ることを義務づけた。

 東北電によると、19年11月に買い取り期間満了を迎える世帯は、同社管内で約3万2200件、そのうち青森県は約1710件だという。

 サービスは(1)余剰電力の買い取り(2)蓄電池や、空気中の熱を利用する給湯器「エコキュート」導入の提案(3)余剰電力の一時預かり-の三つ。蓄電池などの提案は、発電した電力を全て自家消費したい顧客向けで、各顧客と蓄電池などを扱う関係メーカーとの取り次ぎなどを行う。余剰電力の預かりは、東北電の系統に流した余剰電力を、顧客が必要なときに返す仕組み。

 また、将来的には、管内に分散している発電設備をIoT(モノのインターネット)などの新たな技術で遠隔制御して集約し、必要としている顧客に電気を提供するサービスも検討している。

 東北電は「期間満了を迎えた太陽光設備を持つ顧客のニーズに応えるとともに、再生可能エネルギーの最大限の活用を手助けしたい」とした。各サービスの詳細については19年6月ごろに改めて発表する。インターネットの特設サイト(https://tsunagarudenki.com)で情報を提供している。