ジーエス・ユアサバッテリー、自動車用鉛バッテリーで新製品

 GSユアサグループのジーエス・ユアサバッテリー(本社・東京都墨田区、社長・澁谷昌弘氏)は28日、電池工業会規格(SBA)として制定されたEN規格の自動車用鉛バッテリー「ECO.R ENJ」シリーズに、アイドリングストップ車(IS車)に対応する3型式を追加ラインアップしたと発表した。12月から発売する。

 近年、国内新車メーカーのIS車には、EN規格のIS車用バッテリーの搭載が始まっており、これらの多くの車両にGSユアサ製バッテリーが採用されている。

 GSユアサは、将来におけるEN規格のバッテリーを搭載したIS車の保有台数の増加と、それに伴う取り替え需要の増加を見据え、新車メーカー向けの開発で培った最新技術を採用したEN規格のIS車用バッテリーを補修市場向けに投入する。

 今回追加した型式はいずれも通常車、ハイブリッド車(補機用バッテリー)にも対応する兼用タイプ。

 GSユアサは国内新車搭載シェアおよびIS車用バッテリー新車搭載シェアでナンバーワンの実績を持つ。厳しいスペック要求に応え続ける中で蓄積した技術・ノウハウを、新車メーカーから高く評価されている。

 「今後も、時代によって移り変わる自動車用バッテリーへのご期待・ご要望に、高い技術力で応えていきたい」(同社)。

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