尾道で仮装パレード、鉄鋼・造船業界からも参加

 「全国仮装大会inおのみち」が25日、尾道市中心部で催された。第7回。県内外から60組計920人が参加し、地域の活性化に協力しようと鉄鋼・造船業界からも参加があった。本大会は山陽工業の高橋貞昭会長が企画立案し、尾道の秋の行楽イベントの目玉としてすっかり定着。今年は9月30日開催を予定していたが、台風接近で約2カ月延期されての開催となった。

 当日は秋晴れに恵まれ、歴史上の人物やアニメやゲームのキャラクターに扮した参加者が尾道の商店街を練り歩いた。JFEスチールグループは毎回アニメ・ゲゲゲの鬼太郎に登場する妖怪を演じ、今回も仮装レベルを引き上げて登場。イゲタサンライズパイプの面々はスパイダーマンなどに扮した。山陽工業の高橋会長はお馴染みのフーテンの寅さんに、高橋宏明社長は探偵物語の松田優作風に決め、女性陣は3年連続リーグ優勝を決めた赤ヘル軍団のユニフォームをまとった。尾道造船や日立造船も参加した。

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