アンフィールドに頼りすぎるな リヴァプールを苦しめる”アウェイの弱さ”

アウェイで苦戦するリヴァプール photo/Getty Images

本拠地アンフィールドならどこが相手でも勝てるとの自信がリヴァプールにはあるのだろう。しかし、ホーム&アウェイの戦いとなるチャンピオンズリーグでは、アウェイゲームをどう戦うのかも重要なポイントになる。今リヴァプールはチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節を終了した時点で3位と苦しいポジションにあるが、これも全てはアウェイゲームの戦績が響いている。

今季はナポリ(0-1)、レッドスター・ベオグラード(0-2)、パリ・サンジェルマン(1-2)とアウェイゲーム3試合を全て落としている。ホームでは2勝しているのだが、すっかり内弁慶だ。特に格下レッドスター・ベオグラードに敗れてしまったことが大きく響いており、アウェイで勝ち点を1つも稼げていないのは苦しい。

英『Liverpool Echo』も、アウェイゲームの問題をクリアすべきだと主張している。昨季も準決勝2ndレグではアウェイでローマに2-4で敗れている。グループステージでも格下スパルタク・モスクワと1-1のドローに終わるなど、アウェイですっきりしない戦いが目立つ。

今季の場合は不運にもナポリ、PSGと強敵が揃う死の組に入ってしまったこともあるが、チャンピオンズリーグで安定した結果を得ていくためにはアウェイで負けない強さも必要だ。仮に今季決勝トーナメントに進んだ場合でも、アウェイの戦い方は見直していくべきだろう。

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