【ラ・リーガ】”不要説”が囁かれるイスコ…レアルで居場所を見つけられるか

出場時間が減少しているイスコ

サンティアゴ・ソラーリ監督が就任してレアル・マドリードが調子を上げてきている中、スペイン代表MFイスコの出場時間は減少の一途を辿っている。ラ・リーガ第13節エイバル戦では途中交代の際にソラーリ監督との握手を拒否したことが物議を醸したが、イスコは新体制になってからも居場所を見つけることができるだろうか。

2013年夏にマラガから加入したイスコ。カルロ・アンチェロッティ監督の下で持ち前のテクニックを活かし、最初の6試合で5ゴールを挙げる活躍を見せた。しかし、シーズンを重ねるごとに出場時間は減少していき、トニ・クロースやルカ・モドリッチ、ハメス・ロドリゲスの控えに回る機会が増加。ラファエル・ベニテス監督となっても状況は変わらず、移籍が既定路線と思われていた。

ジダン監督の就任が大きな転機に

そんなイスコの窮地を救ったのは、後に輝かしい栄光を築くことになるジネディーヌ・ジダン監督の就任だった。複数のポジションを任されチャンスを生かすと、3連覇を果たしたチャンピオンズリーグで3シーズン連続決勝に出場。ガレス・ベイルやハメス・ロドリゲスをベンチに追いやり、レアルで返り咲くことに成功した。監督交代で再びポジションを失いつつあるイスコ。次に与えられたチャンスをモノにできるかが求められる。

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