電子コミックで600万ダウンロード、LINEマンガ“女性向けランキング”で第1位を獲得した月島綾氏・梨里緒氏原作のコミック「Perfect Crime パーフェクトクライム」が、2019年1月期にテレビ朝日ほかで連続ドラマ「パーフェクトライム」（テレビ朝日＝1月19日スタート・土曜深夜2：30、ABCテレビ＝1月20日スタート・日曜午後11：35）として実写化されることが決まった。ヒロインの前島香織役を演じるのはトリドル玲奈、その相手役・東雲遥斗役を桜田通が務める。
同作は、危険な恋のわなに落ちていくヒロインの姿を描く情熱的な官能クライムラブストーリー。インテリアプランナーの香織は、上司の冬木（眞島秀和）との許されない秘密の関係を何年も続けていた。そんな時、ニューヨーク支社から転勤してきた若き敏腕デザイナー・遥斗に、社内での不倫現場を目撃されてしまう。仕事で遥斗と組むことになった香織は、嫉妬、秘密、うそ、恋のわななど、さまざまに交錯する思惑の中で翻弄（ほんろう）され、周到に張り巡らされたわなに落ちていく。
そんな刺激的な作品で主演を務めるトリンドルは「あまり生々しくなく、でもドキドキできて、現実逃避できるような妄想の世界に近い感じを作り上げられたと思っています」と意欲をのぞかせる。また、自身の役どころについて、「人当たりが良くて、同性からも異性からも愛される、まさにパーフェクトな人物だと思います、恋愛以外は。純粋といいますか、人の言葉を素直に信じるところは似ているかもしれません。ただ、仕事以外で自分を押し殺してまで相手の気持ちに寄り添うところは、私にはない部分のような気がします」と分析した。
一方、最初は原作の過激な表現に驚いたという桜田は「読み進めると登場人物の苦しみや葛藤によって起こってしまったゆがみや後悔があるということを理解できました。このドラマのテーマが僕にとっても経験したことのないものなので、今の自分にとってやりがいがあると感じました」とオファーを受けた理由を明かした。また、「内容的に賛否もあるかもしれないですが、全員に好かれようと中途半端な作品にならないよう、この作品を通して本当に伝えたい思いを明確に持って、最後までドラマ『パーフェクトクライム』に挑もうと思っています。視聴中は背徳的な行為の魅力に取りつかれないように、どうぞご注意を」と視聴者にアピールした。
