マツダ、新エンジン25年ごろ 燃費最大3割改善

©株式会社中国新聞社

 【ロサンゼルス畑山尚史】マツダは30日、来年投入する新型エンジン「スカイアクティブ―X」の次の世代のガソリンエンジンについて、燃費をXより最大3割改善し、2025年ごろまでに完成させる方針を明らかにした。エンジンの性能で他メーカーとの違いを出す戦略を強める。

 米ロサンゼルスの自動車ショーで、エンジンや車両の開発を担当する広瀬一郎常務執行役員が中国新聞の取材に答えた。

 現在のエンジンは、燃料から得られるエネルギーの一部を熱として失っている。広瀬氏は「熱エネルギーを全部圧力に変えられれば燃費はまだまだ良くなる」と強調。Xは現行のガソリンエンジンより最大3割の燃費改善を見込むが、理論上はさらに3割改善できるという。「課題を克服していけば必ずたどり着ける」と自信を見せた。

 世界の各地で環境規制が強まり、自動車メーカーは二酸化炭素のいっそうの削減が求められている。電気自動車にシフトするメーカーが目立つ中、マツダは強みである内燃機関に磨きをかける。広瀬氏は「7、8年のサイクルで進化させていかなければいけない」と述べた。