柴咲コウが2年ぶり連ドラ主演! 角田光代の「坂の途中の家」で母親役に挑戦

柴咲コウが、WOWOWプライムで2019年春スタートの「連続ドラマW 坂の途中の家」(開始日未定)に主演することが分かった。

映画「紙の月」「八日目の蝉」などで知られる、作家・角田光代氏の同名小説をドラマ化した本作で、柴咲は無意識に娘の子育てにストレスを感じている専業主婦の山咲里沙子役を演じる。わが子を虐待死させた女性の裁判に補充裁判員として参加することになった里沙子は、最初は嫌悪感を抱くも、裁判を通して自らの人生と被告の人生を重ね合わせいく。

柴咲が連ドラに主演するのは、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017年)以来2年ぶりで、自身初の母親役に挑戦する。柴咲は「台本を読んだ時、衝撃的に面白く、改めて普通とは何だろうということを考えさせられました。主人公である山咲里沙子の役柄と私自身の立場は全く違うとはいえ、違う立場であることを活用したい」と意気込む。

母親役については「母親役のリアルさや真実味を大切にしたくて、周りの母親たちに話を聞いたり、無意識に日常生活の中にある母親たちの苦悩を感じるようになりました。表面的な幸せではなく、その裏側にある計り知れない、家族や子育てと向き合う姿をしっかり表現できたら」と話している。

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