アメリカで一番高い展望台「ワンワールド展望台」の日の入りと夜景を見てきた

どうも、元バイヤーのKei(@gmnyc_k)です。

先日「実際に行った感想文あり!911メモリアルミュージカルをお金を払ってでも見たほうがいい理由」の記事で紹介した同時多発テロの跡地にある「911メモリアル」に行った帰りに、 同じ敷地内にあるアメリカで一番高い展望台と言われている「ワンワールド展望台」に行ったことがなかったので、ニューヨークの3大展望台を制覇するためにワンワールド展望台行くことにしました。

まずは自分と同じ「ワンワールド展望台」に登ったことない人にワンワールド展望台に登る前に知っておきたい豆知識とワンワールド展望台に実際に登った感想を紹介します。

ワンワールド展望台は2001年9月11日に起きた衝撃的なアメリカ同時多発テロ事件によって倒壊した、旧ワールド・トレード・センターの跡地に「ワン・ワールド・トレード・センター」が作られました。

そして、このワン・ワールド・トレード・センターの最上階に作られた展望台がこの記事で紹介する「ワンワールド展望台」になります。

このワンワールド展望台は全米一の高さを誇る超高層ビルと言われており、その高さはあのエンパイア・ステートビル(トップ展望台 102階)が高さ381mに対してワールド・トレード・センターは高さが541mと数字で比べるとワンワールド展望台の大きさがどれだけ高いかイメージしやすいです。

**1:ワンワールド展望台から見える夜景
2:ワンワールド展望台の所要時間と待ち時間
3:ワンワールド展望台の割引チケット購入方法**

では、まずは初めてワンワールド展望台に登られる方のために上の3つの豆知識を紹介しますので、ワンワールド展望台に行かれる前に是非チェックしてください。

ワンワールド展望台から見える夜景

ニューヨークには3つの有名な展望台があり、それぞれの展望に特徴があるのですが、ワンワールド展望台の特徴は360度ニューヨークの夜景を楽しめるのとハイテク技術が取り入れられているところです。

このワンワールド展望台はダウンタウンにある展望台なのでセントラルパークなどのミッドタウンの方向は見えませんが、ミッドタウンにある「エンパイアステイトビルディング」や「トップオブザロック」では綺麗に見ることができないブルックリンエリアの夜景がワンワールド展望台からだと見ることが出来ます。

ワンワールド展望台から見えるブルックリン側の夜景

もしニューヨーク旅行中に「自由の女神が見える夜景」または「ミッドタウンを一望できる夜景」が見たいならワンワールド展望台はベストな選択です。

上の写真はワンワールド展望台からブルックリン側の夜景を見た写真で、上の3つの橋は「クイーンズブリッジ」「マンハッタンブリッジ」「ブルックリンブリッジ」になります。この3つの橋が綺麗に見えるのはワンワールド展望台だけです。

ワンワールド展望台から見えるミッドタウン側の夜景

上の写真はワンワールド展望台からミッドタウン側を見た夜景なのですが、他の展望台は展望台があるエリアがミッドタウンなのでミッドタウン全体の夜景を引いて見ることはできません。

ワンワールド展望台から見える自由の女神の夜景

最後に上の写真はワンワールド展望台から自由の女神があるニュージャージ側を見た夜景です。自由の女神はワンワールド展望台から少し離れた距離にあるためわかりにくいですが、一応ライトアップされた自由の女神を見ることができます。

2:ワンワールド展望台の所要時間と待ち時間

ワンワールド展望台の展望台フロアーは102階のみになりますので、この展望台フロアーに滞在する時間は30分ほどあれば大丈夫だと思いますが、このワンワールド展望台に入場するのに時間帯によって混み合うことが予想されます。

既にワンワールド展望台のチケットを持っている方は上の写真のゲート付近にいるスタッフにチケットを見せると入場できます。

ワンワールド展望台の混雑する「日の入り」時間帯にはご注意を

自分自身がワンワールド展望台に入場したのが夕方4時でワンワールド展望台に入場から展望台フロアーに行くまでに30分ほどかかりましたが、 これが日の入りの時間付近になると1時間以上並ばないといけない可能性があるので、日の入りなどの混雑が予想される時間に行かれる方は時間に余裕を持って行きましょう。

ワンワールド展望台に登ってきた感想文

同時多発テロの跡地には「911メモリアルミュージアムで紹介されてる同時多発テロ事件とは?」で紹介した911メモリアルの他に7つのワンワールドビルがあり、その中の1つのワンワールドビルの最上階フロアーに「ワンワールド展望台」の展望台フロアーがあります。

ワンワールド展望台の入り口は慰霊碑や911メモリアルがあるエリアではなく、「West st」沿いにあります。

ワンワールド展望台のチケット販売窓口にある案内掲示板ではその日のワンワールド展望台からみた景色が公開されています。ちなみに上の写真は曇りの時にワンワールド展望台に行こうとした時に撮影した案内掲示板の写真です。見てわかる通り何も見えないのでこの日はワンワールド展望台に登るのを諦めました。

ワンワールド展望台のチケット確認する場所はエスカレーターを降りて地下になります。

チケット確認ゲートは3つあり、左の2つは一般チケットの方で一番右の1つが別途お金を払って付けることができる並ばないで入場できるチケットの列なのですが、週末の日の入りなどの混み合う時間を除けば一般チケットで入場で問題ないかと思います。

冒頭にも書きましたがニューヨークに3つの展望台があり、このワンワールド展望台はハイテクな技術があらゆるところで見ることができるのが有名ですが、このハイテク技術はチケット確認後のセキュリティーチェックスペースから展望台フロアーまで行くまでの道中で楽しむことができます。

例えば上の写真はオープンから今日まででどこの国の人がワンワールド展望台に訪れているのか表示されていたり、

展望台フロアーまで運んでくれるエレベーターまでの道中ではワンワールド展望台が出来るまでの歴史や実際に工事に関わった方のメッセージなどを見ることができます。

個人的に面白かった1500年から現在までのニューヨークの町並みを102階の展望台フロアーまでの47秒の間で見ることができますが、「たった500年前のニューヨークがこんな風景だったのか...」と思ってしまうほどの街の変化に驚きました。

そして、エレベーターが102階に到着するとすぐに展望台フロアーに入場する前に「ニューヨーク」がテーマになった映像を5分ほど鑑賞します。もしニューヨークが好きな人なら映像に釘付けになると言い切れるほどの出来前でした。

最後に驚くのが映像の最後にスクリーンの壁が上に上がり、ダウンタウンの絶景が顔を出します。

この時もこの演出と絶景に多くの人が驚いて歓声をあげていました。

映像を見終わって、廊下を渡るとワンワールド展望台の展望台フロアーの紹介がされている案内ボードを見つけました。このワンワールド展望台は3階層の展望台になっていて、

一番上のフロアーではワンワールド展望台の説明とワンワールド展望台から見たニューヨークの観光名所の説明を日本語を含む複数の言語で紹介してくれる「ワンワールド・エクスプローラー」というiPadの貸し出しを台15ドルで2台で20ドルで貸し出しています。

この「ワンワールド・エクスプローラー」内で紹介されている有名観光名所の説明が日本語対応していることもあり、多くの日本人の観光客の方がレンタルしていました。

そして、下のフロアーにエスカレーターで移動をすると展望台あるあるの有料の合成写真撮影の撮影スペースがありますので、もし撮影して欲しい方は30ドル用意しておきましょう。

そのスペースを抜けるとワンワールド展望台から絶景が見下ろせるカフェとレストランがあり、

ブルックリンラガーなどのアルコールも販売していますが、ビールの缶で10ドルと通常より高いです。ですが、この絶景を見ながら飲むなら10ドルでも安いと感じる人もいるかも。

そして、メインの展望台フロアーへはエスカレーターでさらに下の階に移動します。

この日は水曜日だったこともあり日の入り時間1時間前でもそこまで人はいませんでしたが、週末の繁忙期などは多くの人が訪れるとスタッフが言ってました。

「エンパイアステートビルディング」や「トップオブザロック」と異なり、この「ワンワールド展望台」は室内からニューヨークの絶景を楽しむ展望台になります。

もう少し詳しく書くと他の展望台の場合は外に出て、柵越しにニューヨークの絶景を楽しむので冬などの寒い時期には長時間外に出ていることは辛いですが、ワンワールド展望台なら室内からニューヨークの絶景を見ることができるので気候や季節に左右されずに楽しむことができます。

自分はレンタルしませんでしたが結構多くの人がiPadをレンタルしてワンワールド展望台から見えるニューヨークの観光名所についての説明を聞いていました。

もしニューヨーク旅行者の方でインターネットに繋いで何か調べたい人は1時間限定になりますがワンワールド展望台で提供している無料wifiを利用することも出来ますし、「空港のレンタルWifiも楽天に出店してるWifi業者もニューヨークの無料Wi-fiもおすすめしない理由」の記事で紹介したレンタルWifiを借りられるのもおすすめです。

あとワンワールド展望台に行くならニューヨークの歴史など色々なニューヨークをガイドが英語で紹介してくれる「City Pulse」というハイテクな機械と

リアルタイムでマンハッタンの地上の様子を見ることができる「Sky portal」という足元の液晶画面は他の展望台にない体験ができるので是非チェックしてください。

ワンワールド展望台から見た絶景

ワンワールド展望台は室内からガラス越しに見ることができる展望台なのですが、写真を撮る時に反射してしまうことが多いので、それが嫌な人は他の展望台に行くことをお勧めします。

また全てのニューヨークにある全ての展望台に共通して三脚の持ち込みは禁止されていますので、ご注意ください。

実際に三脚がなくても上の写真はたまたま集中豪雨後に撮影したミッドタウン側の写真なのですが虹もこんなにも綺麗に撮影できますし、

自由の女神あるニュージャージ側もこんな感じで写真を取ることができます。

ワンワールド展望台から見た日の入り

ニューヨーク旅行に行かれる方で展望台に行かれる一番人気の時間帯は「日の入り」の時間帯です。

過去に「予約必須!一番人気の日の入りの時間帯のトップオブザロック展望台に実際に登って見た」の記事でトップオブザロック展望台から見た日の入りの写真を紹介しましたが、日はニュージャージ側に沈むこともあり、ワンワールド展望台はダウンタウンにあることから他の展望台より近い距離で日が落ちるのを見ることができます。

ワンワールド展望台から見える自由の女神の日の入り

上の写真が自由の女神が見えるニュージャージ側の日の入り写真になります。日が落ちかけるとニュージャージ側のビルに光が少しずつ灯り出して、綺麗なニュージャージを見ることができます。

ワンワールド展望台から見えるミッドタウン側の日の入り

上の写真はミッドタウン側から見た日の入り写真になります。あくまで日が落ちるのはニュージャージ側なこともあり、先ほどの写真のようにミッドタウン全体が赤みを帯びることはありませんが、日が落ちかけるとビルに光が徐々に灯り始めます。

ワンワールド展望台から見えるブルックリン側の日の入り

最後に上の写真はブルックリン側の日の入り写真になります。こちらもミッドタウン同様にブルックリン全体が赤みを帯びることはありませんが、日が落ちかけるとビルに光が徐々に灯り始めます。

ワンワールド展望台で買えるお土産

ワンワールド展望台の展望台フロアーの中にはワンワールド展望台に関係するお土産が販売しているお土産コーナーがあり、多くの人がニューヨーク旅行のお土産に利用していました。

全部は紹介が難しいので個人的にオススメのニューヨーク旅行にぴったりの商品を紹介します。まずはアパレル関係では定番のワンワールド展望台がデザインされたTシャツや

ワンワールド展望台とダウンタウンエリアの風景がデザインされたトートバックやアメリカ国旗の中にワンワールド展望台が描かれているエコバックなどがあります。

そして、旅行好きの人の間で人気なのがワンワールド展望台のアイコンがデザインされたショットグラスです。

もちろんコップの大きさも用意されていますが、荷物や大きさなどを考えるとショットグラスの方がおすすめです。

他にもワンワールド展望台のアイコンがデザインされたネームカードなどの旅行関連で使える商品や

ワンワールド展望台のフロアーにある「City Pulse」の形をした写真フレームなども販売しています。

もし何人もの友達にプレゼントするようのお土産を探しているならワンワールド展望台のアイコンがデザインされた単価の安い文房具や

ワンワールド展望台のアイコンがデザインされたキーフォルダーや

ワンワールド展望台の写真が印刷されたノートや

ワンワールド展望台の写真が印刷されたポストカードがオススメです。

また子供連れの方にはワンワールド展望台とダウンタウン周辺のイラストがデザインされた塗り絵なんかもオススメです。

今からワンワールド展望台に行かれる方へ

ニューヨークに初めて旅行に行かれる方でマンハッタン内にある3つの展望台のどれに行こうか悩んでしまう人もいますが、もし「自由の女神が見える絶景」または「ミッドタウンを一望できる絶景」が見たいならワンワールド展望台はベストな選択です。

ですが、ガラス越しにしか見下ろせれないのがマイナスポイントでもあり、冬など寒い時期は暖かい室内からゆっくり見ることができるプラスポイントもあります。

もしこの記事を読んでワンワールド展望台に行きたいと思った方は格安チケットを販売していますので、そちらをご利用ください。

インフォメーション

住所:285 Fulton St, New York, NY 10006
電話番号:(844) 696-1776
営業時間:9時00分~21時00分(営業時間変動あり。詳しくはHPを見て下さい)
最寄り駅:World Trade Center(E線)
WIFI:あり
電源:あり
トイレ:あり
ホームページ:https://oneworldobservatory.com/en-US

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