知事「納得できない」 防衛相に反対伝える 日米共同訓練2018【大分県】

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防衛省を訪れた広瀬勝貞知事(左)との会談後に報道陣の取材に応じる岩屋毅防衛相=30日、東京・市谷

 【東京支社】米軍輸送機オスプレイを使った日米共同訓練が12月に県内で実施されることに対し、広瀬勝貞知事は30日、東京・市谷の防衛省で岩屋毅防衛相と会談して「了解できない」と伝えた。実施に踏み切る場合は、県民の安全確保に向け、合意文書を早急に取りまとめるよう要請。防衛相は訓練に理解を求め、文書作成に応じる意向を示した。

 会談は非公開。終了後に報道陣の取材に応じた広瀬知事は「既に米軍の実弾砲撃訓練を受け入れ、沖縄の負担軽減に協力している。その訓練も縮小・廃止を求めている。本当に納得できないと伝えた」と述べた。

 合意文書は実施時間や訓練上の配慮に関する内容を記載する考え。12月7日の開始までに作成するよう求め、訓練を恒常化させないことも訴えたという。

 岩屋防衛相は「安全運行、安全管理を徹底するよう、米側にも重ねて申し入れる。(12月から)連絡事務所を設け、訓練の内容についても逐一詳しく報告、説明をしっかりさせていただく。万全の対策を取りたい」とコメントした。