「大村純忠の銅像 作るべき」 大村歴史シンポジウム

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 大村歴史シンポジウム「天正遣欧少年使節と大村」が11月25日、大村市本町の市民交流プラザであり、作家の清涼院流水さん(44)が「大村純忠 日本で最初にキリシタン大名になった男」と題して講演。「大村市に純忠の銅像を作るべき」と訴えた。
 スペイン修好150年を記念し、大村純忠revivaLぷろじぇくと(前田裕子代表)が主催。清涼院さんは兵庫県西宮市出身。妻が大村市出身という縁で、7年間の取材を経て今年1月、純忠を題材とした小説を出版した。
 講演で清涼院さんは「戦国時代の日本人にとって、南蛮人もキリスト教もえたいの知れないものだった」と強調。純忠が日本初のキリシタン大名となったのは「現代でいうと宇宙船が現れて、宇宙人がエイリアン教を教える。その聖地をいきなり大村にするぐらいのインパクトだ」と偉業をたたえた。
 さらに「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産が大村市にないことに触れ、「弾圧も含めて歴史。聖地だからこそ何も残されていないが、純忠の負のイメージを変えるチャンスでもある」と締めくくった。

講演で「大村純忠の銅像を作るべき」と訴える清涼院さん=大村市民交流プラザ