住宅の9割以上損壊

安平・胆振東部地震の町内被害額176億円

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 安平町議会臨時会が11月30日開かれ、及川秀一郎町長は胆振東部地震の被害状況について、住宅の9割以上が損壊したことに加え、河川や道路など公共インフラ、商業、農業を含めた被害額は約176億円に達することを報告した。

 被害を受けたのは全住宅3010棟のうち、全壊が92棟、大規模半壊52棟、半壊287棟、一部損壊2394棟で全体の93・8%に達した。り災証明の交付状況では全壊が91・3%、大規模半壊は88・5%、半壊は87・8%、一部損壊は69・5%だった。

 被害状況は、7カ所で損壊した河川は被害額23億6千万円、道路は60カ所で亀裂が入り、隆起するなどして町道21路線が通行止めとなり、40億8900万円の被害。ライフラインでもある水道、下水道は水道管などが破損して22億5200万円の被害、キャンプ場や野球場など公園施設も8億1400万円の被害を受けた。

 さらに、商業では建物や設備、停電による食材の廃棄など合わせて5億8517万円。農産物や農地は14億2303万円、学校教育施設は5億円、斎場・墓地は5680万円などとなっている。被害総額は176億9459万円。 (佐藤重伸)