今節のプレミアリーグは「ノース・ロンドンダービー」ことアーセナルvsトッテナムと、「マージーサイドダービー」ことリヴァプールvsエバートンのダービーマッチが行われる。激戦必至の一戦、勝つのはどちらか。
エメリ体制初のダービー
アーセナルは昨シーズンをもって、22年間にわたって指揮したヴェンゲル体制の終焉を迎えた。2003-2004シーズンには無敗優勝を達成するなど、輝かしい成績を残してきたが、ここ数年は優勝争いに絡めず、クラブにはネガティブな話ばかりが付きまとい、さらには、それまで20年ほどなかったトッテナムより下の順位に終わる(2年連続)など、ライバルの後塵を拝する状態である。
だが今シーズンより指揮を執るエメリ・アーセナルは、リーグ2位タイの得点数を誇る攻撃力を誇る。リーグ3位タイの失点数を誇るスパーズ相手にゴールをこじ開けることができるのか。注目だ。
トッテナムはアウェイ成績リーグ1位
アウェイでのダービーを戦うことになるスパーズは実はアウェイでの勝ち点21(7勝1敗)はリーグ1位の成績である。また、アーセナル戦の直近8試合でわずか1敗しかしておらず、前回のリーグ戦(2018年2月)は1-0で制している。
エバートンは現在リーグ6位
リヴァプールのホーム、アンフィールドで行われる今回のダービー。前回の対戦(2018年4月)では、0-0のスコアレスドローに終わっている。
今季のリヴァプールはリーグ戦無敗で2位と好調を維持しているが、先日のチャンピオンズリーグのPSG戦(1-2)での敗戦がどう影響するのか。
一方エバートンはチェルシー相手に0-0に持ち込み、中心選手のジョルジーニョを途中交代に追い込むなど、ビッグクラブ相手にも善戦を演じている。
ちなみに英大手ブックメーカー188BETのオッズによると、
アーセナル2.53に対し、トッテナムが2.69となっており、アーセナルがやや優勢との見方だ。
「絶対に負けられない」ダービーマッチ。制するのはどちらかのチームか。キックオフがさぞかし待ち遠しい。