【セリエA】ペリシッチがユナイテッド移籍間近だった当時を振り返る「直前で気持ちが変わった」

去年夏にユナイテッド移籍間近だったペリシッチ

インテルに所属するクロアチア代表FWイバン・ペリシッチは、去年の夏にマンチェスター・ユナイテッドに移籍する寸前にイタリアに帰ってきた当時を振り返った。大きな要因はルチャーノ・スパレッティ監督が就任したことにあったという。

ユナイテッドとジョゼ・モウリーニョ監督は、2017年のシーズン開幕前にペリシッチと移籍交渉を行っていた。29歳のクロアチア代表に対して5000万ポンド(約72億円)を用意したとされ、ペリシッチも乗り気だったため実現は時間の問題と思われた。しかし、インテルにスパレッティ監督が就任すると、ユナイテッドのオファーに徹底抗戦。最終的にイタリアに留まることとなった。

当時についてペリシッチは「僕がユナイテッドとの交渉の為テーブルに肩を並べたことは事実だ。インテルから離れる寸前までいっていたんだ。スパレッティがインテルに来た時、彼はすさまじい勢いで僕が残留するよう動いていた。チームに必要だと示してくれたんだ。そして僕はインテルに残る決断をした。フットボールには小さな事が重要な決断のカギを握ることがあるんだ」とコメントしている。

© 株式会社SPOTV JAPAN