がんにならないための心構えとは 「無症状での発見、90%治る」熊谷で健康セミナー、市民ら120人聴講

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 埼玉県熊谷市の埼玉縣信用金庫本店営業部さいしんホールで「第9回さいしん健康セミナー」が開かれた。講師は三井病院乳腺センター長の田部井敏夫さん。「がんにならないための心構え」と題し、一般市民ら約120人が聴講した。

 田部井さんは県立がんセンター病院長を経て現職。国立がんセンターなどを含め40年以上、乳がんの薬物治療(抗がん治療・ホルモン治療・緩和治療)に携わってきた。

 講演では健康寿命や生活習慣病、超高齢化社会が、がん発症と関連しているかどうかや、がん予防と検診、早期発見の大切さを説いた。「がんは無症状で発見すれば90%は治ります」と強調。県内で増加傾向にある乳がんと前立腺がんについても詳しく説明した。

 市内在住の笠原洋子さんは「がんを避けるための生活習慣とがん検診に行く事の大切さが身に染みました」と話した。

セミナーで話をする田部井さん