新幹線開業へ連携 諫早市と島原半島3市 初の観光物産PR

 2022年度の九州新幹線長崎ルート暫定開業に向けて、諫早市と島原半島3市による初の合同観光物産PR活動が1日、諫早市の諫早駅自由通路であった。サッカーJ1のV長崎ホーム最終戦に合わせ、県外客に4市お薦めの観光地や土産品などを紹介した。

 4市などでつくる九州新幹線西九州ルート県南地域活性化協議会が主催。PR活動では、おこし(諫早)や手延べそうめん(南島原)、ポストカード(雲仙)、雲仙岳の溶岩石で焙煎(ばいせん)したドリップコーヒー(島原)などが入った袋を配布した。

 特産品が当たる抽選会では、ユニホーム姿のサポーターらが列を作って挑戦。静岡市葵区の高橋敏郎さん(48)は昨日、長崎市に宿泊し、JRで諫早入り。「島原半島は雲仙・普賢岳噴火や国見高サッカー部のイメージがある。温泉も調べたが、少し距離があると思った」と話した。

サッカー観戦客らに観光物産の魅力を伝えるPR活動=諫早駅自由通路

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